彼氏と正反対の男性に惹かれ、私は彼氏と別れる決心をした。
男性に話しをすると、私が彼氏と別れる事を待って正式に付き合いたいと言ってくれた。

最近会う回数や電話の回数も減ってきた彼氏と、夜ご飯を食べにファミレスへ行った。
事前に話があると言っておいたせいか、彼氏がソワソワしている。
注文を済ませ、彼の方から質問してきた。
「話って何?」
決心したというのに、私は黙り込んでしまった。
別れたいの一言が言えない…。
「何?」
もう一度彼が聞いてきた。
それでも私は言葉に詰まり、下を向いたままだった。
すると彼から、
「もしかして、別れたいとか?」
私は無言のまま頷いた。
「どうして?」
彼の顔が強張っている。
そこへ注文したビールとジュースが運ばれてきた。
彼はビールを一気に飲み干すと、
「出よう。」
と言い立ち上がった。
私はジュースを半分以上グラスに残したまま、彼を追いかけた。
頼んだ食べ物も手をつけないまま、お金を払い店を出た。

店を出ると、歩く私の前を塞ぐように彼が目の前に立った。
「どうして?」
彼が泣きそうな目で私を見つめる。
私は驚いた。
今まで見たことのない彼の姿に…。
「私の事、大事に想ってくれてない気がして。」
私は彼への不満を一気に話し始めた。
彼は私を大事な存在だと言い、別れたくないと言った。
私は、気持ちは変わらないと言い、長い話し合いはなかなか終わらなかった。

「もう一度考え直してほしい。」
このままでは、話が終わらないと感じた私は、
「考えても答えは変わらないが、今日は帰ろう。」
そう言って彼と別れた。