週末、8つ年上の彼と食事をし送ってもらった。

自宅近くの公園で少し話がしたいと言った。

今日は絶対に彼に確かめたい事があった。

絶対に…。


私のいつもと違う態度を察したのか、彼も無口だった。

深呼吸。

思い切って切り出した。


「彼女と仲良くしてる?」

彼はびっくりして私から目をそらした。

私が彼女の事を口にするのは初めてで、彼はかなり動揺しているようだった。

「彼女、私の存在知ってる?」

「知らない」

素直に質問に答えてくれたが、目はそらしたまま。

「彼女と私、一人だけ選んでほしい…」

沈黙

「私はあなたの何?」

「大切な人」

「じゃあ、私はあなたの彼女なの?」

沈黙

「今まで辛かった。彼女にも気を遣って…」

「ごめん。これからはもっと会えるようにするよ。」

「ううん。どっちか選んでほしいの。」

沈黙

「きちんとした付き合いができないなら、もう嫌。」

「どっちかなんて…、選べない。」

え?聞き取れないくらい小さい声。

「なに?」

「どっちも大切なんだ。」


なんでだろう。

一気に気持ちが冷めていくのがわかった。

なんで今までこんな男の事を好きだったんだろう。

こんな優柔不断で自己中心的で。


「私と付き合いたいって言ってくれる人がいるの。

私、その人と付き合おうと思ってる。

その人は私だけを大切と言ってくれるから…。」


もう何も言い返せないようだった。

「だから、もう会えない。」

「わかった。そいつと幸せにな。」

「うん。そっちも彼女を裏切らないでね。」


家に帰ってからすぐに電話をした。

7つ年上の彼に…。