デートはいつも地元のファストフード。

たまには彼の家にも遊びに行った。

帰りは門限の7時に間に合うように送ってくれた。


半年付き合ったが、彼とは手もつながなかった。


私はなんだか物足りなかった。


高校の友達に相談すると、半年も付き合ってるのに、信じられない!!といっていたが、

中学時代の友達は、相変わらず恥ずかしがり屋の私たちに呆れていた。


そんなある日、バイト先の8つ年上の社員の人が、転職の為辞める事になった。

今までなんとも思っていなかったつもりだった。

でも、辞めると知りとても寂しい気持ちになった。

バイト仲間は皆仲が良く、プライベートでもよく遊びに行った。


その人が辞める日の事。

私は手紙を渡された。

これからは仕事で会う事はなくなるが、今後も一緒に遊びに行こうな。という内容だった。


彼との付き合いは続いていたが、大人の男性にも魅力を感じていた。

でも、それは兄貴的存在の魅力であり、恋愛感情など持ってはいけないと思っていた。

兄のような大人な彼には彼女がいた。

でも、この頃から彼と会う時間が減ってきた。

たぶん、減ったのではなく、減らしたというのが正しいのかもしれない。


そして、これから今まで以上に苦しい想いをするなんて、この頃の私には想像する事などできなかった。