ねー、ねー、ニュース!
休み時間をいつものように友人達と過ごしていると、クラスの噂好きの女子が私達のところへやってきた。
噂好きの彼女が衝撃的な噂を口にした。
その内容は、私の好きな彼が私を好きだというものだった。
もちろん噂好きの彼女は、私や私の親友が彼を好きだとは知らない。
どこで聞いた噂かは知らないが、嬉しい気持ちと親友に対して気まずい気持ちが入り交じった。
それから、その噂はあっという間に広まった。
ある時は私のクラスの黒板に相合い傘が落書きされ、彼が顔を真っ赤にしながら消しにきた。
またある時は、学校の壁にチョークで相合い傘が落書きされた。
廊下で彼とすれ違う時は、決まって彼の友達が彼をニヤニヤしながら叩いていた。
たぶん噂は本当なんだと感じた。
でも、その影で親友が泣いている事など、その時の私は気付きもしなかったんだ。