ひと月ぶりにウォーキングを再開して
気付いたのがこのこと。
ご近所のお宅のお花たちが、
ことごとくダメになってる!
いつもきれいに
ハンギングバスケットを飾っているお宅は
すべて撤去。
花壇の花が枯れ上がっているお宅も。
帆足ガーデンもこの夏はずいぶん苦戦していて、
残念ながら早くもサヨナラした寄せ植えがひとつ。
しかし、途中から、メインの花を
ニチニチソウとペンタスとアンゲロニア、
そう、夏にめっぽう強い植物に絞ったところ、
何とか持ちこたえています。
中でも目覚ましいのは、
ニチニチソウの強健さ。
ニチニチソウ タトゥー♪
ニチニチソウ 桃のときめき♪
ニチニチソウ さくらんぼチーク♪
これはハンギングに入れた
ノーブランドのニチニチソウ。
植え付けた当初は葉っぱがくるくる丸まって
ダメになったものもありましたが
(植え付け時に根っこをいじりすぎて
傷めてしまったらしい)、
根が定着したものはすくすく育ち、
この連日の暑さの中でも次々と花を咲かせ、
もりもりと枝を伸ばしています。
スコールのような雨にも
何度かさらしてしまったのに。
えらい!!
あらためて調べてみると、
ニチニチソウの原産地は
マダガスカルを中心とする熱帯~亜熱帯。
な~るほど、暑さに強いわけです!
しかし、過湿や蒸れには弱いということで、
高温多湿な日本の夏は
ちょっと注意が必要なのですね。
ところで、ずいぶん以前、
このブログに書いた記憶があるのですが、
ニチニチソウってセルフクリーニングの花なんです。
3日ほど咲いた後に
花がらがポロッと落ちてくれるので、
花がら摘みをせずにすみ助かる~、
ってなことを書いたはずなのですが、
じつは手放しで喜んでいてはいけないのですな。
ポロッと落ちたニチニチソウの花びらは、
地面だけでなく苗の上に落下します。
株の奥まったところを覗いてみると、
結構落ちていたりするのです。
これを放置しておくと、
梅雨時期や湿気の多い時期はカビが生え、
新芽や葉っぱを傷めてしまうんですね。
なので、散ったニチニチソウの花びらは
こまめに取り除くことが必要です。
それから、もうひとつ。
ニチニチソウの花が落ちたあとには、
やがて細長いサヤが付き、種になります。
これをそのまま放置して自家採種し、
来季は種から育てる、という
根性のある方もいらっしゃるようですが、
そうでない場合は
このサヤは速やかに摘み取りましょう。
そのままにしておくと株の栄養が取られてしまいます。
ニチニチソウの開花期は5~11月。
少しでも長く花を楽しむために、
サヤは見つけたら即座に摘み取るのが吉。
…って、じつは私、
この事実を去年知ったばかりでして。
ガーデンショップのハンギングバスケット教室で、
ほかの受講者の方とお喋りをしていて、
たまたま教えていただいたのです。
教室に参加してよかった~。
今年の夏は、朝の水やりの後、
茎を1本1本手で触って、目で確かめて、
サヤを発見したら摘み取っています。
元来の暑さに強い性質もさることながら、
こうした管理者のきめ細やかな努力もあって、
今季のニチニチソウは
ご機嫌に咲いてくれているのかな~、
という、
ちょっとした自慢話でございましたが…、
でも、ホント、ニチニチソウを育てている方、
今からでも遅くはありません。
茎をチェックしてみてください。
そして、サヤを見つけたら
即刻取り去ってあげてくださいね。
根元からハサミでチョキンと切り取ればOKです。
私は手でもぎ取っていますが。
ちょっと暗いけれど、
このツンとしたのがサヤ。
これもです。
手で触ると硬いのですぐわかりますよ。