今日は気象庁から

近畿、東海、関東甲信地方が

「梅雨入りしたとみられる」

という発表がありましたね。

そして、梅雨入りと同時に各地で大雨。

警報が出た地域もありましたが、

お住まいの地域はいかがでしたか?

 

 

 

今日の私はといえば、

雨音をBGMに梅仕事。

雨の日は猫たちのテンションが低いので

こういう仕事にはもってこいのはず、

と思って取り掛かったのですが…、

 

 

 

少し前までキャビネットの下で爆睡していたのい

(最近の彼女はここがお気に入り)

のっそり起き上がって

キッチンカウンター前に立つ私の下へ、

そろ~りそろり。

 

 

 

最近やっとリビングダイニングに慣れてきて、

あちこち歩き回るようになったらしい

(らしい、というのは、

私の目につくと慌てて

キャビネットやキャットタワーに避難してしまうから)

のいですが、

私に向って歩いてくるのは稀なこと。

これは、梅のいい香りを嗅ぎつけて、

「ご飯かしら」

と思ったに違いない。

「これは違うのよ~。

ご飯はさっき食べたでしょ~」

と言い含めましたが、伝わっただろうか。

 

 

 

猫とのコミュニケーション、

なるべく言葉も使って取ろうとしているのですが、

これって正しい?

詳しい方、教えてください。

 

 

 

ああ!

猫話を始めると、なかなか本題に入れない!

梅仕事ですよ、梅仕事。

 

 

 

先日パルシステムから届いた梅500gは

冷暗所で新聞紙にくるんで追熟させていましたが、

失敗、まではいきませんが、

あまりうまくいきませんでした。

 

 

 

 

 

 

黄色くはなったけれど

赤味がさすことはなく、

皮にしわが寄ってしまった…。

このまま放置するのはよくないなと、

本日、見切り発車で梅仕事です。

 

 

 

昨日もパルから梅が届いたので、

そちらも一緒に。

 

 

 

 

 

 

梅、1kg。

こちらの方が完熟している実が多い。

 

 

 

さて、まず作るのは定番の梅干し。

私はいつもジップロックで袋漬けにしています。

 

 

 

 

 

 

作り方は簡単!

 

 

 

【梅干しの袋漬け】

 

1.梅1㎏は水でよく洗い、ざるにあげる

 

2.ペーパータオルで梅の水気を丁寧に拭き、

  梅のヘタを竹串か爪楊枝で取る

  実を傷つけないように気を付けること

 

3.ジップロック(Lサイズ)に2を入れ、

  焼酎(35度以上)50㏄を全体にからめ、

  余分な焼酎は切る

 

4.3に塩180g(梅の重さの18%)を入れ、

  梅によくからめる

 

5.袋を平らにして空気を抜きながら封

  液漏れが心配な場合はジップロックを2重に

 

6.5をトレーの上に乗せ、

  上に重し(完熟梅なら梅と同じ重さ。

  やや青い場合は1.5倍)を置く

 

 

 

 

 

 

私はトレーの上に

ペットボトルなどを置いています。

こうすると均等に重さがかかります。

 

 

7.毎日1回は6の上下をひっくり返す

 2~3日で梅酢があがってくるはずです

 

 

 

このあと、土用干しをしてから容器に保存、

来年2月ごろには、まろやかな味の

美味しい梅干しが食べられるはずですが、

さて、今年の梅干しはうまくいくでしょうか。

 

 

 

残った梅干しは

初めてのレシピに挑戦してみましたよ。

まずはこちら。

 

 

 

 

 

 

【完熟梅の蜂蜜スパイス漬け】

 

1.梅200gは梅干しの時と同様の下ごしらえ

 

2.1に包丁で切れ目を入れて種を外す

  果肉に傷があれば取りのぞく

 

3.2の果肉の重さを計り、果肉と、

  その70~80%の蜂蜜を保存容器

  (あらかじめ消毒しておく)に入れる

 

4.3にシナモンスティック1本、

  カルダモン5粒、クローブ2粒、

  好みでオールスパイス、

  バニラビーンズを入れてよく混ぜる

 

5.冷蔵庫で一晩寝かせ、

  翌日にもう一度よく混ぜる 

  3日後から食べられる

 

 

 

…と言っても、どうやって食べるの?

 

 

 

ですよねえ。

炭酸で割ったり(コーラ風になるそうな)、

牛乳で割ったり(ラッシー風になるそうな)して

味わうと良いそうです。

ヨーグルトにかけても良さそう。

保存可能期間は冷蔵庫で約3週間、

冷凍庫で約1年。

 

 

 

それにしても、

生の梅をそのまま使うのには驚きましたが、

青梅にはアミグダリンと呼ばれる物質が含まれており、

生で食べると腹痛や下痢の原因となるため、

青梅は生で食べることができずアク抜きが必要ですが、

完熟梅にはアミグダリンが分解されて

ほとんど含まれていないのです。

中毒の心配はないんですね。

 

 

 

さて、もう一つ、

初めて挑戦したレシピがこちら。

 

 

 

 

 

 

【梅麹】

 

1.梅200gは梅干しの時と同様の下ごしらえ

 

2.1に包丁で切れ目を入れて種を外し大きめにカット

  果肉に傷があれば取りのぞく

 

3.消毒した保存容器に2と塩小さじ1を入れて混ぜ、

  梅がかぶるくらい塩麹をかけて混ぜ合わせる

 

4.3を冷蔵庫に入れ保存

  3日ほどして全体が黄色くなれば食べ頃

 

 

 

この梅麹の使い方は、塩麹の使い方に倣えばOK。

和え物、漬けダレ、肉・魚を焼く前の下味、

色々なシーンで使えそうですが、

この梅麹を入れてご飯を炊くと、

それは美味しいそうです。

出来上がったら、やってみましょ。

保存期間は約6ヶ月。

 

 

 

今回作ってみた2つ目と3つ目のレシピ、

「完熟梅の蜂蜜スパイス漬け」と「梅麹」は、

何が良いかというと、

傷のついた実が使えるということ。

梅干しにしたかったけれど

傷んでいてはじいた実を使うことができるのです。

 

 

 

 

この2つ、来年も私の梅仕事の常連になりそうです。