ヤッホ~!帆足由美です。
有馬温泉そぞろ歩き、
今回は番外編といいましょうか、
思いがけず入ったら、とっても面白かった、
穴場的スポットのご紹介です。
「茶房 チックタク」でのんびりしたのに、
まだ雨は上がらないし、寒いし。
しかし、まだ宿に戻る時間でもないから、
ということで暇つぶしのつもりで入ったのがここ。
外観を撮り忘れたので、パンフレットでご容赦。
「有馬玩具博物館」
太閤通りから湯本坂に入ってすぐ、
日帰り温泉「金の湯」のお向かいにあります。
2003年開館とありますから比較的新しい施設ですが、
予想以上に面白い場所だったんです!
まず、1階受付で料金を払いますと
(大人800円、3歳~小学生の子供500円)、
エレベーターで6階に案内され、
6階、5階、4階と展示を回るように案内されます。
ちなみに、1階はミュージアムショップ、
2階はサンドイッチショップ、
3階が宿泊施設になっています。
6F 「ドイツの伝統的なおもちゃ」
入り口には巨大なくるみ割り人形!
もちろん、BGMはず~っと
チャイコフスキーです。
優雅な気持ちになってきます。
さまざまなサイズのくるみ割り人形が!
この奥にはたしか、
煙り出し人形が展示されていました。
展示の中心は、
ドイツ東部のエルツ地方のおもちゃ。
ここでは伝統的なろくろ技術によって、
多くの木製工芸品が作られているのだそうです。
木製の小さなおもちゃがたくさん。
輸送の関係で、
どんどん小さなおもちゃが
開発されていったようです。
なかには、
マッチ箱サイズの箱に入った人形も。
おもちゃ、というか生活用品であり、
工芸品であり、といったところでしょうか。
木製のフレームに灯りが温かい。
5F 「現代のおもちゃ」
ヨーロッパの木のおもちゃを中心に
展示しています。
小さなお子さんのプレイスペースも
たっぷりとってあり、
お子さん連れは重宝しているようでした。
子ども向けのおもちゃたち、
見ていると心が和みます。
4F 「からくり/オートマタ」
イギリスで生まれた
からくり人形・オートマタの展示。
実は、この展示がいちばん楽しみだったのですが、
入口を入るといきなり、
人形浄瑠璃の人形が!
これは、「八百屋お七」ですよね~。
衣装が、浅葱色と紅色の「麻の葉段鹿の子」。
↑帰宅してからめっちゃ調べた(;^_^A
その左に目を移すと・・・、
サンダーバード!!
なんでも、サンダーバードの人形には、
浄瑠璃人形の仕組みが生かされているんですって。
それでこの展示の流れだったのですね。
にしても、日本の技術の高さよ!
フロアには所狭しと
からくり人形が展示されています。
大きなものから、小さなものまで。
ボタンを押して実際に動かせるものも。
動画、ご覧くださいね。