ヤッホ~!帆足由美です。

 

 

 

昨日のことになりますが、

今年の映画館納めをしてきました。

 

 

 

劇場はこちら。

 

 

 

 

 

 

渋谷の「シアター・イメージフォーラム」です。

 

 

 

 

 

 

スクリーンは1階と2階に一つずつ。

世界各国のアート系作品や、

個性的な新作をセレクトして上映しています。

それにしても、建物のかっこいいこと!

 

 

 

今回観た作品は、こちら。

 

 

 

 

 

 

『浦安魚市場のこと』

歌川達人監督作品

 

 

 

2019年3月に閉場した

千葉県の浦安魚市場と、

そこで働く人々、

周辺に暮らす人々の姿を追った

ドキュメンタリー作品です。

 

 

 

いい作品でした!

胸が熱くなりました。

 

 

 

スクリーンに登場するのは、

ちょうど令和になる前、

コロナ禍の前の浦安です。

古くからの街のシンボル、

そしてアイデンティティだった魚市場が

時代の趨勢で淘汰されていくさまを、

森田釣竿(もりた・つりざお)さんという

ユニークな男性を中心に映し出していきます。

 

 

 

昼は町の魚屋さん、

夜はロックバンド「漁港」の

ボーカルとして活動する森田さん、

ステージでの決め台詞は

「魚食え!コノヤロー!」

お魚愛、地元愛、人への愛が溢れんばかりで

実にいい男、なのです。

 

 

 

ほかにも、あさりの串焼きを

ひたすら焼き続けるおばあちゃんとか、

みごとな手さばきで貝を剥きながら、

「私の親はもっと早かった」

と言うおばちゃんとか、

スクリーンには魅力的な人たちが

次々と映し出されます。

そして、浦安魚市場って

なんて魅力的な場所だったんだろう、

なぜ閉場前に行かなかったんだろうと

思うのです。

ベイサイド・フリーウェイの「由美の駅」で

取材もしてみたかった。

 

 

 

せめてこれからでも、

魚屋さんでお魚買って、食べなくちゃ。

 

 

 

日本古来の文化・伝統、

日本人の暮らし、

守っていきたいものが沢山あるなあと

年の瀬にあらためて気付かされた作品でした。

 

 

 

 

 

 

劇場ロビーには

映画について書かれた記事が

掲示してありました。

 

 

 

『浦安魚市場のこと』

現在公開中です。

おすすめです!

 

 

 

ちなみに私、

観終わったあとに海鮮丼を食べました。