最近、ひきこもりの人に対する風当たりが強い。
というより、そもそもが「ひきこもり」という言葉自体に、かなり否定的な響きがある。
しかし何をかくそう、実は、私自身、ひきこもりの一人であることを、ここに告白せねばならない。
私は、子供のころから外で遊んだりするのが苦手で、家の中でひとりで昆虫図鑑とか見てるのが好きだった。
その後、年食ってからも、他人との付き合いとか、チームワークとか、どうしても馴染めないまま。いい年して人見知りであった。
飲み会とか、同窓会とか、ほんとに苦手で、引っ込み思案な毎日。孤独でいると、むしろ心が安らぐのだった。
たしかに旅行とかはきらいじゃなかったが、いつも一人旅を好んだ。
そんな私だから、予備校とか模試とかにも行けず、まさにひきこもりの独習生活を何年も何年も送った(近所の人は爆弾の設計でもしてんのかと、怪しんでたかもしれない!)。あげく、運よく司法試験に受かり、弁護士の端くれになれた。
しかし、そうやって対人関係を閉ざし、いつまでもひきこもりを続けていたら、食べていけないことがわかった。
8050問題と言うんだそうだが、私の両親にいつまでも世話になれない、という、いっぱしの見栄だけはあった。
…で、毎日ほんとにつらくてつらくて仕方ないが、ひきこもりでないふりをしながら、こんな私が今日も人様の相談に乗ったり、裁判所で相手方と対峙したりしている。いや、そうせざるを得ないのである。
そして、そうしてるうちに、自分がもうひきこもりを卒業したような気にもなるのである!
ただ、今回複数の事件が契機になった「ひきこもり論」を聞きながら、自分の胸に手を当ててみると、改めてホントに思い当たることばかりなのである!
しかし、ひきこもりイコール悪でないことだけは、そんな私でも強調しておきたい。
本当のひきこもりはわざわざ外に出て、乱暴な事件を起こしたりしないと思う。
私だって、ひきこもってたあの頃は、ほとんど人に迷惑をかけたことがなかった。
むしろ、ひきこもりでないふりして人様の前に無理にしゃしゃり出ている今の方が、とんだミス、失態、敗訴の連続で人様にご迷惑ばかりおかけしている。
本来はひきこもりはひきこもってた方がいいのかもしれないのだ。
…が、同時に――自分ではみなわかってるのだが――ひきこもりはたしかにあまり健康的とはいえない。
外に出て、外の風にあたり、お日様を浴びる。いろんな人とつきあい、いろんな意見を聞く。…その方が健康的であり、精神衛生上もすぐれているだろう。
わかってる。
でもそれができない人もいる。
それでいて、本当はこの私だって「あなたはひきこもりなんかじゃないよ!」…そう言ってもらいたい。そういうものなのだ!
いずれにせよ、ひきこもりを理解して、とは言わない。短絡的な偏見をもたないでいただきたい。また、危険視しないでいただきたいと思う。
というより、そもそもが「ひきこもり」という言葉自体に、かなり否定的な響きがある。
しかし何をかくそう、実は、私自身、ひきこもりの一人であることを、ここに告白せねばならない。
私は、子供のころから外で遊んだりするのが苦手で、家の中でひとりで昆虫図鑑とか見てるのが好きだった。
その後、年食ってからも、他人との付き合いとか、チームワークとか、どうしても馴染めないまま。いい年して人見知りであった。
飲み会とか、同窓会とか、ほんとに苦手で、引っ込み思案な毎日。孤独でいると、むしろ心が安らぐのだった。
たしかに旅行とかはきらいじゃなかったが、いつも一人旅を好んだ。
そんな私だから、予備校とか模試とかにも行けず、まさにひきこもりの独習生活を何年も何年も送った(近所の人は爆弾の設計でもしてんのかと、怪しんでたかもしれない!)。あげく、運よく司法試験に受かり、弁護士の端くれになれた。
しかし、そうやって対人関係を閉ざし、いつまでもひきこもりを続けていたら、食べていけないことがわかった。
8050問題と言うんだそうだが、私の両親にいつまでも世話になれない、という、いっぱしの見栄だけはあった。
…で、毎日ほんとにつらくてつらくて仕方ないが、ひきこもりでないふりをしながら、こんな私が今日も人様の相談に乗ったり、裁判所で相手方と対峙したりしている。いや、そうせざるを得ないのである。
そして、そうしてるうちに、自分がもうひきこもりを卒業したような気にもなるのである!
ただ、今回複数の事件が契機になった「ひきこもり論」を聞きながら、自分の胸に手を当ててみると、改めてホントに思い当たることばかりなのである!
しかし、ひきこもりイコール悪でないことだけは、そんな私でも強調しておきたい。
本当のひきこもりはわざわざ外に出て、乱暴な事件を起こしたりしないと思う。
私だって、ひきこもってたあの頃は、ほとんど人に迷惑をかけたことがなかった。
むしろ、ひきこもりでないふりして人様の前に無理にしゃしゃり出ている今の方が、とんだミス、失態、敗訴の連続で人様にご迷惑ばかりおかけしている。
本来はひきこもりはひきこもってた方がいいのかもしれないのだ。
…が、同時に――自分ではみなわかってるのだが――ひきこもりはたしかにあまり健康的とはいえない。
外に出て、外の風にあたり、お日様を浴びる。いろんな人とつきあい、いろんな意見を聞く。…その方が健康的であり、精神衛生上もすぐれているだろう。
わかってる。
でもそれができない人もいる。
それでいて、本当はこの私だって「あなたはひきこもりなんかじゃないよ!」…そう言ってもらいたい。そういうものなのだ!
いずれにせよ、ひきこもりを理解して、とは言わない。短絡的な偏見をもたないでいただきたい。また、危険視しないでいただきたいと思う。