なんとなくクサクサしたので、このぽっかり空いた時間でビールでもガブ飲みし、沖縄までの道中、飛行機の中では爆睡していこう、と羽田空港に早めに着いた。
その空いた時間の正体だが、実は、午後5時からJさんとの面談を入れていたのだが、Jさんにドタキャンされてしまったのだ。どうしても…というので、沖縄行きの飛行機の時間を遅らせてなんとか割り込ませたJさんとの約束だった。
それも病気とか身内のご不幸というのだったら、もちろん致し方ない。しかしそうじゃない。最近売り上げが落ちてるのでやっぱりお店を休めません…という、最初からわかってるじゃないかという理由。否、売り上げが落ちてるのは(というより、落ちるところまで落ちてるのは)私もいっしょじゃないか。さらに言えば、Jさん、あなたはまだ本件の着手金を支払ってないじゃないですか。
私は昨日東北日帰り出張から帰ってきて、あまりにヘトヘトだったので、そのまま寝ちゃおうかと思ったが、思い直し、今日のJさんとの打ち合わせのため、午前4時過ぎまで頑張って、資料作りに打ち込んだのだ。ま、そんなことはどうでもいい。
飛行機は午後8時発だ。
私は空港内のオープン・カフェで中ジョッキ3杯飲んで、しこたま酔ったな…と自覚できる加減で、飛行機の中ではグッスリ眠れるぞ…と搭乗口に向かった。
そしたら、目的のANA139便は、機材変更で出発が30分遅れます…とのこと。もちろん台風の影響だ。
だが、その30分間、私がロビーの椅子で阿呆のように(というよりひとりの阿呆として)グッタリ眠りこけていたのは言うまでもない。
しかしそのためか、飛行機が出る頃には、「せっかくの酔い」がすっかり醒めてしまい、機内でしばらく寝たには寝たが、乗務員さんの飲み物サービスの声で目が覚めた後は、すっかり頭が冴えてしまった。
しかも、酒を飲んだ後にありがちなのだが、無性に喉がかわく。
だのに、私を起こした肝心の飲み物サービスは、もうあっちに行ってしまった。
私はわざわざ乗務員さんを呼び止めたり、改めてコールしたりして飲み物をもらったりするのが元来苦手な小心者である。
もちろん乗務員さんの方でも俺みたいなうさんくさいジジイには「お飲み物いかがですか」なんて気遣ってくれることもしない。
渇きをかかえたまま、私は2時間以上のフライトを過ごし、原発なんて関係ないというのに節電モードで蒸し暑い那覇空港に、なにか非常に疲れた思いで降り立った。
で、結局私はなにが言いたいかというと、今日はホテルでこのまま寝て、明日の朝に備えるしかない…という、ただそれだけのことである。
年をとると愚痴っぽくなるのでいけない。