なぜなら、帆立貝だと思っていたら、かじった瞬間、ウズラの玉子の味がしたからだ。なんて品のある帆立貝なのか。
しかし・・・私はやがてこの日の結論その1にたどり着いた。これは、まぎれもない、ウズラの玉子であって、帆立貝ではない!
なにかの間違いなのである!!
ただ、私はウズラの玉子も大好きだし、なんと言っても、さっきのかき揚の中には、帆立の貝柱をほぐしたのがたくさん混じっていた。だから、もうこれ以上帆立は結構・・・と思いはじめていた私は、むしろ帆立貝でなくてウズラの玉子でよかったと、実は胸をなでおろしたほどなのである。
ところが、だ。次に口にした山芋天ぷら。
こっちはどうだったかというと、今度は明らかにそれは白身の魚の天ぷらなのであった。
おそらくメロであろう。
私はサカナ君に聞きたい。青森近辺には「山芋」という名の白身の魚が生息しているのか? そうでない限りは、これもまた明らかな間違いと言うしかないではないか。
これはどう考えても新幹線の新青森開業を祝っているというより、呪っている。いや、やはり観光客が青森方面に旅立とうとするのを妨害し、やはり四国方面に誘導しようとしているのではないか。(続く)