最終話-完3


「救出に向かうことは許さん!ジョン・セルズ中尉!お前を解任するッ!……ジョン・セルズ中尉を拘束しろォ~ッ!」と、ダークベレー隊員部下達に、命令するマーク大佐だ!

「やれるモンなら、やってみなヨォ~ッ!」と、言い、脇ホルスターからベレッタ92Fを抜きながら、安全装置を解除し、銃口をマーク大佐に向けるセルズだ!
チャッ!チャッ!チャ!チャチャッ!と、一斉に、銃を構える音をさせて、ダークベレー隊員達十数名は、セルズに銃を向けた!
「………………………」
「………………………」と…………マーク大佐に銃口を向けたセルズと、無言で睨み合うマーク大佐だ!セルズに銃口を向けている、ダークベレー隊員達だ!
バパルルルルルルルルルルルルルル~!バパルルパルルルルルルルルルル~!ババパパララララララララララララララララララァ~ッ!
 広場に着陸したオスプレイ、飛行可能回転数まで上がったコンパウンドブラックホーク、AW609の、3機のエンジン回転爆音が、響き渡っている……。十数秒間、銃口を向け合うダークベレー達だ……。

「…………もう、いい~ッ!……やめろォ~ッ!……皆、銃を下ろせェ~ッ!……好きにしろォ~ッ!……たくよォ~!」と言いながら、胸ポケットから、ストップウォッチを引き出し、掛けている紐を、首から外すマーク大佐だ。
チャッ!チャッ!チャチャッ!チャッ!と、音をさせて、構えていた銃を下ろすダークベレー隊員達だ!
「…………マーク大佐……」と、セルズは、心の中で(「ありがとうございます!」)と、上官の顔を見た……。

「ありがとうござい(ます!)ッ?」と、口に出した感謝の言葉は、遮られた。

「持って行けェ~ッ!首に掛けておけェ~ッ!」と、叫びながら、セルズにストップウオッチを投げ渡すマーク大佐だ。
シパッと音をさせて、ストップウォッチを受け取るセルズだ。
「ありがとうござい(ます!)ッ?」と、もう一度、感謝を言葉するも、再び、遮られた!
「いいから早く行けェ~ッ!」と、セルズを、怒鳴り付けるマーク大佐だ!何も言わずに、コンパウンドブラックホークに向かい、ダッシュするセルズだ!セルズが走り出すと、建物の陰から白人女性が現れた!白人女性はハンディカメラを手に、セルズを追いかけて走り出した。ハンディカメラで、セルズを撮影しながら、追いかけるスーミリガンだ!
 マーク大佐は、地面に落ちている、セルズの‘‘部隊章’’を拾い上げた。丁度、プーイが戻って来た…。プーイは(「何か?セルズ中尉…また何ンか?ヤラカシたわネ!」)と、確信した……。
 セルズは、コンパウンドブラックホークに走り着くと、すぐに乗り込ンだ!スーも、AW609に、走り着くと、乗り込ンだ!直ぐに、2機は上昇を始めた。やがて、方向転換すると、マーク大佐達のいる方に向かい、飛んで来た……!
バパルルパルルルルルルルルルルルルルルルルゥ~ッ!と、勇ましいエンジン回転爆音が近づいて来た!
バババルルバワウワァワァワァワァワァアァァァァァァ~!とエンジン回転爆音が変化して、マーク大佐達の頭上を通過して行く、コンパウンドブラックホークだ……。
パパパバパパパパパパパパパパバパルルルルゥ~ッ!と、更に1機、エンジン回転爆音を響き渡らせて、レポーターのスーミリガン達の乗るテレビ局YNBのAW609も、頭上を飛行して通過して行った……。
バババルルワワァアアァ~ァ~!と、通過後のエンジン回転爆音か変化し、そのまま飛び去ると思いきや……!
パパババパルルルルルルルルルルゥ~ッ!と、勇ましいエンジン回転爆音に変わった!AW609は、ホバリングし始めた!
 開いている側部ハッチから、太ったカメラマンのチェリーボーイサムが見えた。担いだ撮影カメラを、マーク大佐に向けている。サムの横から、美人レポータースーミリガンが顔を出した!

キィヒィィィィィィ~ン!と耳障りなハウリング音がした!機外スピーカーで‘‘怒りのハウリング混じり悪態’’をマーク大佐にぶちカマスます、スーだ!
ヒィヒィィィィィィィ~ン!
『ちょっとおぉォ~ッ!何よアンタ~ッ!人命が懸かってて!これから救出に向かおうという男を止めようとしたわねェ~ッ!ハァ~ッ?ざけんじゃないわヨ~ッ!行かせるンなら、最初から気持ち良く行かせなさないッ!てのォ~ッ!アナタにソルジャーの資格なンて無いわァ~ッ!そうでしょ?……まァ!いいわァ~ッ!これから!フィリピンの時と同じく‘’決死の救出劇カウボーイぶり’’を、全世界衛星生中継テレビ放送しちゃうンだからァ~ッ!』 
キヒィィィィィ~ン!
『ジョン・セルズ中尉を、徹底的にヒーローにしちゃうンだからァ~ッ!その後にマーク大佐ァ~ッ!【阻止しようとした上官!】て!世界中に、ぶちカマしてやるワ!しっかり録画させてもらったワァ~ッ!
【規則だ!】【命令だ!】【独断行動は許さん!】て~アナタは何?ロボットなのォ~?彼は人間なのヨ!人間だから命を懸けて行動するのよォ~!彼の‘‘ジャスティス’’を見習ったらァ~?……
アナタは‘’アナタのォ~代わりなァ~ンて!いくらでもいて、他の誰にでも、ロボットにでも出来ること‘’だけ、してレばァ~?

フン!……偉らそうにしちゃってるけど、アナタなンか、倉庫係にトバされちゃうンだからァ~!アナタが‘‘屁みたイな人間’’てことォ~分からせてあゲるわァ!
とっとと、お家に帰って、クソして、オナニーして寝ちまえ!……ていうのがアナタには、お似合いってことよォ~ッ!ジャアキィ~ッ!じゃァ~‘‘覚悟’’しといてねェ~ッ!キャチュレェラ~ッ!』と、言い終わると、スーは顔を機内に引っ込めた。


 コンパウンドブラックホークの後を追いかけて、飛び始めたAW609は、両翼端のプロップローターを‘‘固定翼機モード’’に切り替えだした……。凄まじくスピードアップだ!バババルルゥウワゥゥゥゥゥ~!と、エンジン回転音爆音と共に、ウンヨウ峰の方に向かって、飛び去って行くAW609だ……。

(「………………お家に帰って、クソして?……オナニーして?……何ンて?ホワット?」)と、プーイは、スーの悪態を呟いて繰り返した……。やがて、耐えきれなくなったようだ!
キャハハハハハハハハハハハァ~ッ!メチャメチャウケルゥ~ッ!と、身体を仰け反らせて爆笑のプーイだったが………『ハッ?』として何かに気付き、黙った。横を見た……。
フスゥ~!と、大きく息を吸い込み、胸を膨らませ、怒りに身体を振るわせているマーク大佐だ!
「………………………」と、飛び去って行く機影を、無言で見ているマーク大佐だ……!

 世界中は、生中継テレビ放送生に、釘付けだ!ヒマラヤ山脈十数の名峰が、姿を消すのだ。仕事などしている場合ではない。この後、起きることを、目に焼き付けようと、夢中のウン十億人……世界中の人々だ。
【第1期措置】……矢印の様に、峰の地下発破は【連爆干渉破壊方式】で、中国側からインド側方向に向けて行われる。‘‘ツャンツェ峰(7,543m)‘’から~ウンヨウ峰…(架空)(6千ウン百m)までの十数峰が対象だ!標高4千m数百mまで崩壊沈下させる。
 ヒマラヤ山脈の東部、エベレストを含む、北北東から『地下トンネル斜め坑道』として、現地の人達を、結果的に騙して来た。シリグリ工区飯場村人夫達から、怒りを買ってしまったケータローだ。妊娠している妻ティナは【悪魔の血の流れる者】として、拐かされてウンヨウ峰‘‘捧げの岩場’’に連れて行かれ、置き去りにされている……。
 セルズと共に、コンパウンドブラックホークに乗り、ティナの救出に向かう‘‘最終崩壊沈下対象峰’’のウンヨウ峰までは、約200kmだ!
 急げ!……しかし……【第1期措置】の重要な核坑道掘りの、重要な役目の技術者の妻が、崩壊沈下対象峰の岩場に置き去りにされているのに、何故?中止にさせられないのか?『使用核を抑えるため』の連爆干渉破壊が始まってしまったのなら、中止出に来ないのは分かる……。まだ、始まっていないのに何故……?
YNBチャーター取材機内
「YNBテレビ衛星生中放送レポーターのマゴット・ジョアンです……ネパールの航空会社チャーター機内よりレポートしています……ご覧下さい……只今、チャーター機は、ヒマラヤ山脈エベレストの北北東ウン十km高度約1万mを、飛行しています……地球が、気の遠くなる様な時間を掛けて造り出した、美しき白雪の貴婦人の佇まい……エベレストを含む十数峰が【平和核】により、◯◯時から約few十分間で姿を消します……ウゥ~!……スン!……ハァ~……アイムソァリィ~すみません!……あまりに悲しい生中継放送になりました………」と、言いながら、機内窓の外を手の平で示した……。カメラマンが‘‘機外カメラ’’のスイッチを操作した……。マゴットはレポートを続けた……。
「ご覧下さい!眼下には地平線まで広がる‘‘白い雪の世界’’……この白い雪の山々は……モンスーン季節に、インド洋上で発生し、発達した低気圧がもたらした、大量の水蒸気が、ヒマラヤ山脈により、高度1万数千mにまで上昇させられ、降雪したモノです……ヒマラヤ山脈の山々からなる源流より始まり、ガンジス川、インダス川の大河に流れる前の【水】の姿です……インド亜大陸に、豊富な水量をもたらすも、ヒマラヤマ山脈が塞き止める、大量の水蒸気は、山脈麓や東部、インドシナ半島北西部で、豪雨となり、洪水被害を発生させています……降雨後は、乾燥した高層の【チベット高気圧】となり、東は太平洋にまで、西はサハラ砂漠や、地中海中部にまで、張り出して……高温の下降気流となり、地中海地方に………フェーン現象によりヨーロッパ地方に……【森林火災】を引き起こし……『気圧が居座り、停滞する異常気象』【ブロッキング】を招き……北極域の気温を著しく上昇させて【永久凍土の融解】【森林泥炭ゾンビ火災】【北極海海氷の減少】【メタンガス噴出】【氷河の融解】【偏西風の蛇行】を招き、地球規模の【海水温度上昇】【気温上昇】【海面上昇】を引き起こして……私達、世界中の人間が排出した温室効果ガスによる、著しい地球温暖化の影響が【チベット高気圧】を【破滅の魔王】に変えてしまい、人間達に、牙を剥き出し始めています……

地平線まで広がるこの雪も、チベット高原を過ぎて、更に大陸内部に進むと、姿を消し、広漠の大地へと姿を変え‘’砂漠‘’が広がっています……もしも……この大量の水蒸気の一部が、ヒマラヤマ山脈を通過出来たら、大陸内部の乾燥砂漠地帯は、人々が豊かに暮らせる地域に変わると共に……【チベット高気圧】が和らげられ、地球温暖化が引き起こしている、世界各地の異常気象を解消出来る……それは、人類存続のための緊急避難的として避けられない……スーパーコンピューターさえも、異論を唱えるこが出来ないでいます……
『【人類存続のための緊急避難措置】が何故?ヒマラヤの山々に傷を入れてたでも必要なのか……?』………氷河は融解して、凄まじい量の真水が、海洋に流入しています……【地球温暖化のもたらす最悪のシナリオ】……【海洋循環ベルト断裂氷河期】の危機は、いつ起きても、おかしくない……専門家は警鐘を鳴らしています……【人類存続】のために……本日◻️月△日○○時から、十数峰が姿を消します……ウゥウゥウゥウ~ッ!ジィザァ~スゥ!その悪夢を……あとfew十分後にレポートします……」と、マゴットの説明が一通り終わり『コメントを絶やしてはいけない』レポーターの務めは、更に、続くか……?

 マゴットのレポートにより、世界中は悲しみに、打ちひしがれていた……。悲しみを忘れさせて、夢中にさせてくれる何か?を、無意識に求めていた……。

 その時だった!番組ジャックだ!いや!スー・ミリガンの割り込み生中継放送だ!テレビ画面右端8分の1画面に、年増だがドキドキする位の美女……スーミリガンが映った!

「マ~ゴット!レポートの途中だけど!YNBスー・ミリガンより衛星生中継です!大変な事が起きてます!」
「スー!どうぞォ~!」

 8分の1画面には、ヒマラヤ山脈の美しい麗線をバックに飛行する、コンパウンドブラックホークの映像が映し出された!
「只今、ヒマラヤ山脈麗線上空より、YNBスー・ミリガンレポーターか名中継レポートです!どうぞォ~!」とマゴットは、スーに‘‘ヨアタァン!’’レポートを渡した!


第1期措置開始few十分前
世界中の街頭スクリーンビジョン前
 勿論、世界中の街のスクリーンビジョン前は、大勢の人集りが出来ていた……。ヒマラヤのエベレスト山等の美しき名峰が姿を消す……。悲しいしいことが起きる映像を、大勢の人達と共有して、苦しみに押し潰される胸の痛みを、少しでも緩和したいのであろう……。

例のピート少年アメリカン一家
「カカァ~(妻)!……今夜だけは~たらふくビール飲ませくれェ~!」
「あらあら!昨日も『今夜だけは~』言ってたじゃない!」
「こんな悲しいことが起きる時には、ビール飲まなきゃ~やってらンねェ~!おい!カカァ~!ビール持って来ォ~いッ!」
ブプルルルルルルルゥゥゥゥ~ッ!と唇を震わして、息吹きのピート少年だ。
「何ンだいピート!『困ったダディだ!』てェ~顔して見ないでくれ!お前も大人なったら分かるサ!」

モハベ矯正センター
アハァ~ッ!アァァ~ッ!と、ジョイの泣き声が、刑務所内の囚人達の収監牢部屋房内廊下に響き渡っている……。
ウアァァ~ッ!アァァ~ッ!と、ジョイの他のホモ囚人も、泣き出したようだ!
『ウルセェゾォ~ッ!静かにしやがれェ~!』と、他の囚人からの苦情の叫び声だ!
「悲しい~ッたらネェゼ!……スン!……ヒマラヤのエベレストとかが消えちまうンだモノなァ~!」と、チャンクも、涙ぐみながら独り言だ……。
アァアァあぁァァァァァァァァァ~ッ!とジョイが、廊下を挟んで向かいの牢部屋で泣きわめきながら、チャンクの部屋のテレビを見ている……。 
アァアァァァァァァァァァァァ~ッ!と、騒がしいジョイ……。
 因みに自分の牢部屋のテレビは?……というと、スイッチは入れてない……。ジョイは、チャンクが見ているテレビ番組を、チャンクと一緒に見たくて、ついでに、チャンクの身体を舐め回す様に(ホモワッチ)見たい……様だ。チャンクも、話す相手はホモ囚人ジョイしかいないので、目くじら立てないことにしている……。
カリフォルニア州知事執務室
スン!スン!ハァ~!と女性の泣き声がする……。シュワルツェネッガー知事美人秘書官ステファニーだ……。知事机の椅子に座っているシュワ知事の脇に立って、テレビスクリーンを見ている。
ハァ~!とため息をつくシュワ知事だ……。想像して欲しい……。いくら、筋肉モリモリに鍛え上げた身体のマッチョのシュワ知事だろうが、ヒマラヤの麗峰が、これから姿を消すのである……。誰だって悲しみに、胸は張り裂けそうになるであろう…。
 が……街頭ビジョン前の群衆、ピート少年一家、チャンクにジョイ、シュワ知事にステファニー秘書官……何ン分後に始まるであろう『ヒマラヤ山脈連爆干渉破壊崩壊沈下』の衛星生中継テレビ放送を蹴散らす出来事が中継された!世界中の人々の度肝をブチ抜く、衛星生中継テレビ放送を目にすることになるとは、この時点では、誰も、夢にも思っていなかった……。

イラン大統領府……大統領執務室
 モハ・マヘム・ヘマジャド大統領も、見ていた……。まさか‘‘あの男’’が、世界衛星生中継テレビ放送に出てくるとは……夢にも、思っていないであろう……。

世界中の街頭ビジョン前
ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ~ッ!と、世界中が、ザワめき出した……。『何ンと?あの有翼軍用ヘリコプターは!』『フィリピンでみたヤツだ!』

「イエス!レポートします!」と、スーは、今までの経緯の説明を、レポートし始めた!

「ヒマラヤ山脈の東部、エベレスト山を含む、北北東からインド内陸に抜ける『地下トンネル斜め坑道掘り国際公共工事』の本部である‘‘シリグリ工区本部管轄飯場村’’の現地の人達を、結果的に『騙して来た!』……と、飯場村の人達から、怒りを買ってしまった【第1期措置】十数工区本部管轄の日本人技術者イワノ氏……イワノ氏が『山に傷口を入れて、汚す悪魔』と言われて集団暴行を受けていた様子は、few日前に生中継放送しました……特殊部隊ダークベレーが現れ、イワノ氏は助けられました……しかし、怒りのおさまらない人夫達数人が、今度は、妊娠中のイワノ夫人(ティナ……スーの判断により匿名)を【悪魔の血の流れる者】として、拐かし、ウンヨウ峰‘‘捧げの岩場’’に連れて行き、置き去りにしてきたことがわかったのです……」

ペラペラ女性掃除人ヴァニのインタビュービデオ動画……に8分の1画面は変わった!
『蛇に噛まれた村人を助けるために‘‘バンキング救助操法’’をしたら、めまいを起こし、昼食のカレーを溢した……彼女が分けてくれたお礼に‘‘遊覧飛行’’に誘い、仲良くなり、時にはケンカをした二人……お節介仲直り作戦を飯場村をあげて、結婚式に導いた……』と、これまた、理論整然のヴァニのペラペラお喋りインタビューの説明動画を、同時通訳してのスーだ!天才レポーターだ!
 何故か?……スーは、ヴァニに、ティナのことを【彼女】と、呼ぶように頼んだのであった……。ヴァニのインタビュー映像が終わった……。
 再び、8分の1画面には、ヒマラヤ山脈の美しい麗線をバックに飛行する、コンパウンドブラックホークの映像が映し出された!スーがレポートを始めた……。
「画面に映るのは、アメリカの軍用有翼ヘリコプター‘‘コンパウンドブラックホーク’’です……妻が、置き去りにされている‘‘ウンヨウ峰’’の‘‘捧げの岩場’’に向かう、日本の製鉄会社技術者イワノ氏が乗っています……。」

 全世界衛星生中継テレビ放送の、マゴット・ジョアンのレポートが、世界中を悲しみに暮れさせていた中……そこに飛び込んで来た、世界中の人々を惹き付ける『日本人技術者の妻……‘‘人柱’’として、崩壊沈下対象ウンヨウ峰‘‘捧げの岩場’’に置き去りに…軍用有翼ヘリコプターで、急行する日本人技術者イワノ氏……シリグリからウンヨウ峰捧げの岩場までは200km離れている!軍用有翼ヘリコプターの最高速度500km/hで行けば、ギリギリ間に合うかも知れない!救出まで、タイムリミットは、あとfew十few分』という内容を、明瞭な論理でレポートするスーだ!

 スーは、全世界の求める『悲しみを忘れさせてくれるヒーロー』を、8分の1画面生中継放送を開始するようだ!
「世界報道カメラマン賞を受賞経験のある、カメラマン、チェリー・ボーイ・サムが、YNB取材機AW609の機外カメラ操作を行ってます……セェア~ム!軍用有翼ヘリコプターに‘‘ズーム’’してちょうだい!……
テレビをご覧の皆さん!開いている側部ハッチに座る兵士を!……彼が…イワノ氏の妻を、救出する兵士です!……記憶に新しいと思いますが!フィリピンで、大津波がせまるスラムからの、危機一髪の少女救出劇!……救出後には、少女に『闘え!黙っていては何も始まらない!』と促した……世界中に衛星生中継テレビ放送された【少女の訴え】に世界中が感動させられました!アメリカエネルギー省第2特殊部隊ダークベレーの特殊隊員……あの時の兵士です!……あの時の兵士……彼についてですが、先ほど、彼の上官から、彼が『いかにヒーローであるか』という情報を知らされました…200α+2年2月……彼は、イランのモハ・マヘ・ムヘマジャド大統領府に乗り込み、ムヘマジャド大統領を説得し『‘‘平和核’’限定の核開発』を認める‘‘限定譲歩’’の仮調停ファイルに‘’強制サイン‘’させ、イラン首都‘‘テヘラン空爆’’を阻止して、テヘラン空爆から、大勢の市民が犠牲になる‘‘惨劇’’を回避させていたのです……開戦後‘’僅か数時間で終結した~米イラン戦争‘’は、彼等のジャスティスにより、彼等が‘‘独断行動’’で……命を懸けて手繰りよせたモノだったのです!
『彼等』とは……彼の部下ダークベレー達2名、アメリカ陸軍第82師団空挺隊員達410、9機のステルスチヌーク乗員達60名の472名のことです……‘’開戦したばかりの米イラン戦争‘’は、彼等472名が命を落とす悲劇と引き換えだったのです……テヘラン空爆から大勢の市民が犠牲になる‘‘惨劇’’を回避させるためでした……空爆‘’を回避させることが出来なかったら、何ン千人もの命が奪われいたでしょう!そして開戦したばかりの‘’米イラン戦争‘’を止められなかったら民間人に犠牲者が、兵士達に戦死傷者が、何ン万人も出ていだでしょう!関連死を含めたら、更に数十万人に膨らんでいたでしょう……彼等のジャスティスは戦争を止めたのです!兵士達のジャスティスは、数え切れない人達の明日を守ったのです!彼なら、必ずイワノ氏の妻を助けてくれるでしょう……」


ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァ~ッ!と大歓声が大爆発する、世界中の街頭ビジョン前だ!

ワァァァァァ~ッ!とダディは叫ぶや、マァムに叫んだ!
「カカァ~ッ!ビール持って来ォォォォ~いッ!」

「すごいヤァ~ッ!フィリピンの時の!あの兵士!」 
「アタシもビール飲むわァ~ッ!」と騒がしいピート少年一家だ!
「頼のむゾウ~ッ!何ンなラ~私が代わってヤってもォ~いいゾォ~ウ!何セなァ~『俺達はァ~レスキューティ~ムだァ!殺し屋ジゃなァイ!で…。作戦は
……何ンだァ~?』」とシュワ知事だ!現実と、映画の中の主人公が、ごちゃ混ぜらしいシュワ知事だ!ニコニコ笑う秘書官のステファニーだ……。カリフォルニア州政府州知事執務室の大型スクリーン前だ!
ワハハハハハハハハハハハハハハハハハハァ~ッ!
「また、お前かァ~ッ!て言うかァ~!お前もそういう類いのヤツか~?ワハハハハハハァ~ッ!一度……会おうな!ワハハハハハハァ~ッ!」と、自分に近付いてくる人間は、世界中に知られた人間ばかりで、割りとステータスというモノが好きらしい、イランの大統領府大統領執務室内のムヘマジャド大統領だ!
「エッヘッヘッヘェ~!またまた、今回もカッコいいトコ見せてくれよなァ~!」
「チャンクが楽しくしてると、アタシもアソコがドキドキ(する)ッ?」カコン!……カラカキャ!カキャアァ~ン!と音がして、チャンクが投げたホーローカップが、ジョイの額に当たり、床に落ちた音が廊下に響き渡った……。
キャアァァァァァァ~ッ!と、ジョイの悲鳴が響き渡るモハベ矯正センター内だ!
トルコ共和国首都アンカラ大統領公邸
200α+7年◻️月△日○○時-few分
 ついに、時が来た……。トルコ共和国大統領公邸は【措置スイッチ信号発信】の場所提供だ……。トルコ共和国首都アンカラの大統領公邸大広間に、アメリカ合衆国マホバ・オバマ大統領と、ロシア連邦ラスタラス・プーチン大統領の、そしてトルコ共和国アブドゥレン・ギュル大統領が、同じ大広間部屋にいる……。よく、耳にする『トルコ政府の仲介で……』というヤツだ……。
 何故?……『トルコ政府の仲介で……』……という‘’ヤツ‘’(たてまえ)が必要なのか?いわゆる‘‘面子’’という、呆れ果ててしまう‘‘子供のように単純な話’’だ!

『先に言い出した方が不利』なのだ……。
『核保有国でない国(日本)の‘‘製鉄会社海外営業展開部次長’’(国際的に信用のある立場の者)の海鈴が‘‘気圧通過路’’の案を、国連総合計画でプレゼン』したから、話が、すんなり進ンだのだ。
 仮に、ロシアの方から、叫ぶとしたら、こうであろう……。
(「【核保有大国】ロシア連邦の国土は【地球温暖化】による、北極域の著しい気温上昇により、永久凍土の融解が進み、メタンガスが放出され続け、ゾンビ森林火災が鎮火せず、止まらない……わが国は、苦しンでいる……荒んだ国土を諦め、肥沃な国土の他国への侵攻に、走らざる負えなくなるであろう……‘‘核恫喝’’をして、世界秩序を蔑ろにするまでに、追い詰めれるであろう……国際社会が一丸となり【人類存続のための根本】に、切り込まねば、この先も、同じことを、何度も起こさざる負えないであろう……わがロシア連邦の、国土と国民を助けて欲しい……」)と、叫びたいのだろう。ロシア連邦ラスタラス・プーチン大統領の悲鳴であろう……。
 仮にアメリカの方から、叫ぶとしたら、こうであろう……。
(「【もう1つの核保有大国】アメリカ合衆国は【世界の秩序】を守るために、戦い続けて来た……が……【地球温暖化】の影響を受けて、自国国土が、毎年のように広範囲に渡り、森林火災が起きている……やがて、森林は‘’ゼロ‘’になり、荒漠の大陸となるであろう……【地球温暖化】の影響で、増加した干ばつなどで【ウォーターストレス】が著しくなり‘‘過激派の台頭’’に拍車をかけている……世界秩序を守るべく、戦う姿勢を貫き続けて来たアメリカ合衆国であったが……もはや、国際社会が一丸となり【人類存続のための根本】に切り込まねば……我がアメリカ合衆国は、国際社会での役割りを果たすことが出来なくなる……それを、認めざる負えない時が来た……」)と、叫びたいのだろう。アメリカ合衆国マホバ・オバマ大統領の悲鳴であろう……。
 が、自分から言い出せば『相手に弱みを見せる』ことになるから、言うことが出来ないのだ……。
 自分の悲鳴を、代弁してくれる‘‘国際世論’’を待っているのだ。かつては‘‘映画’’等で、国際世論が高まり‘‘鉄のカーテン’’が、開いたこともあったが……。

 起爆スイッチが、入れられる場所についてだが【平和核】最大拠出国であるアメリカとロシアは『自分から‘’弱音‘’を吐いた』という形は避けたいのだ……。

『トルコ政府の仲介』というのが、一番なのだ!トルコ共和国大統領の他に、必要最小限の政府要員、報道要員が見守る中……‘‘ソレ’’が開始されることとなった……。

 先ずは、アメリカ合衆国マホバオバマ大統領から談話が始まった……。
「全世界の、放送をご覧の皆さん……既に、ご存知でしょうが……我々、人類が存続して行くためには、大切なモノを失わざる負えません……これから、ヒマラヤ山脈の……白雪の化粧の如く美しき十数峰が、姿を消すという……世界中が悲しみに涙する【人類存続のための緊急避難的措置】……‘‘第1期措置’’が行われます……
第2次世界大戦の戦勝国となり……世界の決定権限と、責任を持つ‘‘国連常任理事国’’となった、アメリカ合衆国と、ロシア連邦(旧ソビエト社会主義共和国連邦)は、約4分の3世紀の間に渡り、いがみ合って来ました……
睨み合って来ました……
狙い合って来ました……
互いに『【核兵器】で自国を守らねばならない』という強迫観念に囚われ続け、互いを滅ぼし合う準備をして来ました……
『地球(世界中の地上構造物)を240回吹き飛ばすことが出来る核出力』という‘‘バンドラの箱’’【核兵器】を、この世に出現させてしまいました……そのことにより、新たに‘‘核戦争による人類滅亡の危機’’を、人々は抱え、怯えることと、なりました……
『戦争が起きても【核兵器】を使うことは出来ない』と……皮肉にも【核兵器】という‘‘人類滅亡の危機’’に、人々が怯えることにより【抑止力】となり‘‘核戦争’’が回避されて来ました……
が、大国は、新たに‘‘過激派との戦い’’に、向き合わねばならなくなりました……
‘‘過激派との戦い’’に向き合う大国でしたが……
『勝てる筈のない』愚かさに気付き、敗れたのでした……
‘‘過激派との戦い’’は、もはや、軍事力だけでは、抑えられなくなっていたのです……
【人類存続に関わる根本】が、原因の大部分であったからです……
【地球温暖化】により、増加した干ばつが拍車を掛けている【ウォーターストレス】が‘‘過激派’’を台頭させる原因の、大部分を占めているからです……
【地球温暖化】が、更に進んだ場合、わがアメリカ合衆国は『自国最優先主義』に走らざる負えなくなるでしょう……
アメリカ合衆国は……‘‘過激派の台頭’’を抑えるために、世界秩序を守るべく戦う姿を、貫き続けて来ました……
が、もはや【人類存続のための根本】に、切り込まねばならないことを、認めざる負えない時が来たようです……
避けては通れないようです……
今、求められることは【地球温暖化】が招く‘‘人類存続の危機’’を回避するためには‘‘クリーンエネルギー技術の確立と世界普及’’で……
これを果たさねば成りませン……
それには、どうしても、時間が掛かります……
現実的に、そのためには‘‘時間稼ぎ’’を、せねばなりません……
【平和核】を使用して‘‘時間稼ぎ’’をせざる負えなくなりました……
第二次世界大戦時……【ヒロシィ~マァ】……【ナァガァサァキィ~】で……人類は……『破滅の魔王』である【核兵器】を使用して……自ら恐怖しました……
【核兵器】は『破滅の魔王』であることを認識しました……」と、アメリカ合衆国マホバ・オバマ大統領が、談話を一旦、止めた……。

 今度は、ロシア連邦ラスタラス・プーチン大統領に、談話を代わる……。
「【核兵器】使用の可能性が高まり……核戦争が差し迫り、緊張が走り……世界が恐怖で震え上がった【キューバ危機】が……かつて、ありました……
【核兵器保有大国】の‘‘核武装’’は、いつの間にか、世界を滅ぼせるまでに【核出力】を存在させ合っていました……皮肉なことに『戦争の抑止力』となっていました……
『破滅の魔王』以外の、何ものでもないモノを存在させていたのでした……
しかし、更に、人類を恐怖に陥れる『破滅の魔王』が、現れました……
‘‘過激派の台頭’’は【地球温暖化】が、原因の主だったのです……

【地球温暖化】という新たな『破滅の魔王』が現れたのです……
『破滅の魔王』と、戦わなければ、世界は凍り付き、人類は存続出来なくなりました……
その現実に迫り来る、新たな‘‘破滅の魔王’’【地球温暖化】が招く‘‘人類存続の危機’’に対して……

‘’悲劇‘’を起こした‘‘悪魔の力’’……【核】にスガるしかないのか…皆さん?に認識して欲しいです……‘‘究極の選択’’なのか?……
……惨劇を招いた【核兵器】……『これにスガるより他にない』というのが、残念ながら現実となってしまうでしょう……
我々、人類は『パンドラの箱』として、出現させた『破滅の魔王』【核兵器】から取り外した……
【兵器解体核プルトニウム】を使用するより他に【人類の存続】を守ることが出来ないのです……

人類が生み出した愚かな【核兵器】を……
人類存続のための緊急避難的措置使用の【平和核】に変えるのです……
人類は生き残るために……
人類存続のために【核】に頼るしかないのです………

人類が自らを守るために……

人類が争わないために用意した形となってしまった……‘‘破滅の魔王’’と呼ばれる【核兵器】を……

強迫観念で人類が生んでしまった、人類を破滅させる筈の『破滅の魔王』【核兵器】を……
……【平和核】に変えるのです……
『破滅の魔王』と戦うために……【クリーンエネルギー技術】確立と世界普及のための時間稼ぎのために必要なのです……
【平和核】による人類存続のための緊急避難的措置……
しかし……それは‘‘放射能汚染’’という【副作用】のある劇薬と同じであります……
【工学技術】による‘‘汚染’’の封じ込め込め努力として……地下水脈への影響の及ばない地下ウン千mまで【速ファセメントシールド工法】による掘削を行いました……その深度で核爆発を行い、放射能汚染を地中深くに封じ込めます……
更に、使用核を抑える努力として……

十数峰の真下、地下深度ウン千mにおいて……【核巨大発破】を行い……

『上方に向かう衝撃より、崩壊沈下対象峰の巨大な重量を押し上げて軽減させる』【連爆干渉破壊方式】という【物理的作用】により、使用核を抑える努力を用意しました……

副作用として、周辺への【人工地震】状態となるために、周辺への被害が発生するでしょう……

措置後には、生活基盤復旧に、国際社会の活動も入ります……
安全確保のために、事前に、多数ヵ所の‘‘避難テント村’’も設けました……
そして、更に【宇宙科学技術】の面からの努力として……

アメリカ合衆国カリフォルニア州トランスバース西部での‘‘特殊核実験’’により、得られたデーターを、最新鋭スーパーコンピューターによるシュミレーションを、幾度も重ねて、【第1期措置】の最適月日時間を割り出しました……

世界最高峰である、わがロシア連邦の宇宙科学技術は、今回の、措置日時割り出しにも貢献しています……」と言い、再び、談話はマホバ・オバマ大統領に代わった……。

「ロシア連邦の宇宙科学技術に併せて、アメリカ合衆国国立天文台電波望遠鏡にての観測のもとのデーターにより……

引力が合計されて最大級になる【太陽系惑星天体直列】が最影響する、年月日と、正確な時間が、割り出されました……
使用核を抑えるために【天体直列による一方向に合計される引力の利用】という努力も用意しました……

どういうことかと言いますと……?

‘‘核出力’’の向上には【特殊核融合】が求められます……

『引力が合計されて最大級になる』と言っても、地球上の巨大岩盤塊‘‘崩壊沈下峰’’の巨大な重量に、影響させられる程の、物理的な力はありません……
が……‘‘素粒子’’レベルに対してなら……
驚くべき‘‘複数天体直列増大引力最影響‘’の、凄まじい【使用核抑制効果】が得られることが判明しました……
(注……架空の理論……筆者の創作フィクション……)

世界中から集まった、3千数百名の優秀な科学者達の、英知を結集させた『世界を救いたい努力と願い』……【加速研究施設】による‘‘第2期以降の措置に必要なデーター‘’収集も、おこなわれます……

『【平和核】の使用核を、可能な限り抑える』ために……

【量子力学面】から『可能な限り爆発衝撃エネルギー効率最高値を弾き出す』という努力をしています……

【太陽系惑星天体直列】が起こる、200α+7年◻️月◯日の△時ジャストから、△時十ウン分までの間の約few十分近くの間に、太陽系惑星直列する、複数天体の持つ引力が合計されて、釣り合いが取れ、太陽系に壮大な『宇宙空間規模の素粒子加速ループ』が発生することが……判明しました……

この『加速ループ』に、核融合爆発時に放たれた素粒子の進行を、カーブさせ、‘’ドーナツ環状加速装置’’で加速させ、凄まじいプラズマを発生させ、‘’平和核’’の核出力を高め、使用核量を抑えます……。

(注……架空の理論……筆者の創作フィクション……)
世界中が力を合わせる【平和核】第一期措置時には【特殊核融合】による核爆発を……この【太陽系惑星直列天体引力最影響】する約20分近くの間に、行います…………そして……【特殊核融合】と【『第2期以降のためのデーター』】については……説明を割愛します……」と言って、何秒間か、オバマ大統領は沈黙した……。そして、付け加えた……。
「【人類存続のための緊急避難的措置】のスイッチを入れるにあたり……【平和核】である『兵器解体核プルトニウム』を最大拠出をした、わがロシア連邦と、アメリカ合衆国【主導】の元に‘‘第1期措置’’のスイッチを入れます……」……と【何かの決定権】なるモノがあるのは妥当であろうか……。
 まさに、世界中の国々が力を合わせ‘‘人類存続のための緊急避難的措置’’に向かっている……というワケだ……。
そして、【特殊核融合】【『第2期以降のためのデータ』】とは何か……?勿論、あの男の口から出た言葉に違いは無いであろう……。

200α年7月
とある日の昼休み
新ヤマト製鉄重工東京本社屋上
再び、ケータローとまるよの‘‘雑談’’タイムに話をもどそう……。
 まるよは、ケータローの話の虜になっていた……。
「実際には可能ですが……一番に怖いのは【放射能汚染】ですよね~それを、どう封じ込めるンでしょうか?……人体に影響のないレベル……ほぼゼロ近くにまで封じ込めるために……」と、まるよが‘‘お題’’を出してケータローが、解答するパターンでのヲタク話だ……。
「まずは地中深くに『封じ込める』ことが必要だね…地中深くウン千mの核坑道は【速ファセメントシールド工法】で!……わが新ヤマト製鉄重工化学は!貢献出来るねェ~ッ!」
「すごく……ワクワクします!……もしも……ヒマラヤに赴任される時は………」と、まるよは何か?『言うか?』『言わまいか?』迷っている感じだ……。が……意を決して言うみたいだ!ケータローの目を、真っ直ぐ見つめた。やはり積極的すぎる、まるよだ!
「……そ……その……もし……ヒマラヤに赴任される際には……アタシ……付いて行きたいのですが……連れて行ってもら(えますか?)ッ?……」と、ケータローに遮られる、まるよだ!
「そうだ~ッ!‘‘助手’’がいるから頼むよォォ~ッ!嬉しいなァ~ッ!是非!お願いするよォ~ッ!」と、トコトンまでに、鈍感野郎のケータローだ!
「……ッ?……あ?……はい……」と、乙女の気持ちをスカされて、唖然とするまるよだ……。
「……て言うか~!私をヒマラヤにトバすつもりかい?」と、スカした上に、冗談笑い吹き飛ばしのケータローだ!
キャハハハハハハハ~ッ!ワハハハハハハハハ~!と、爆笑する2人は楽しそうだ!
(「フフフ……ま……いいか……スキあらばを見つければいいか……」)と、‘‘逆ナン告り’’の狙いを続けながら、ケータローの話を聞く姿勢に戻すことにした、まるよだ!。‘‘逆ナン告り’’て?まるよよ!ここは、会社だぞ!……いや!……会社だけど、昼休みだから構わないか……。
「‘‘使用核’’を最初から、減らす努力が必要だよね!……ま~核分裂反応で得られるエネルギー量は『ウラン燃料1gから石油1.8t分』とされるけど、核融合反応の場合、『核融合燃料1gから石油8t分』と、されるよね……

そこで……核出力が、最初から、更に高まるようにして、使用核を抑える努力をする(ンだよね)ッ?」
「【特殊核融合】ですねェ~ッ!」とまるよは、ケータローを遮り、叫ぶまるよだ。
「ヲタクだねェ~!まるよさん!」

ワハハハハハハハハハァァァ~ッ!キャハハハハハハハハ~ッ!と、若く美しいま

るよのヲタク叫びに爆笑するケータローと、ウケてくれるケータローが嬉しくて爆笑のまるよだ……。 

「放射性廃棄物も、半減期が短期で減衰して、比較的に、放射能汚染が低レベルにしなきゃならないですよね……」と、まるよは続けた。

「太陽では巨大な‘‘重力’’により、常に核融合が起きているけど、地球上では、人工的に高温、高圧環境を作ることが必要なンだな……だけど……理論的に外部からのエネルギーを加えない限り、反応が起きないンだな……」
「反応には、大量のプラズマが必要なンですよね!……同じ空間の、同じ場所に、同じ素粒子が同時に現れれば!……いいンですよねェ~ッ!【雷】に似た現象……プラズマが起きるワケですよねェ~ッ!【特殊核融合】ですよォ~ッ!【超加速素粒子】が!」と、まるよは興奮して叫んだ!
ワハハハハハハハハハハハハハハハァ~ッ!キャハハハハハハハハハハハハァ~ッ!
「まるよさんヲタク過ぎるよ!」とケータローだ!というか?ヲタクの2人の会話は、変態の域に達している……。
 笑いながら『貸してして下さい』ジェスチャーで、ケータローから手帳とペンを受けとると、何やら可愛らしいイラストを描きながら、話し始めた……。
「(1)宇宙の始まりは‘‘物質’’…電荷マイナスの‘‘リュウシコちゃん’’と‘‘反物質’’…電荷プラスの‘‘ハンリュウシコ‘’ちゃん’’です~!」
「双子ちゃんみたいだねェ~!あはは~!かわいいねェ~ッ!アハハハハハ~!」と、ケータローは笑った。
「へんちくりん!な双子ちゃんです!」
ワハハハハハハハハハ~ッ!と、ウケるケータローが嬉しいまるよは、キャハハハハハハハハ~ッ!と、笑い声を上げる!まるよは続けた。
「(2)(3)(4)見た目も重さも同じだけど、特定の値だけ、真逆の物質リュウシコちゃんとハンリュウシコちゃんとが出くわすと……あ?……‘‘修正ペン’’ありますか?……」と、言いながら、返事も待たずにケータローの作業ジャンバー左胸ポケットの‘‘修正ペン’’に手を伸ばすまるよだ。修正ペンを手に取ると
ブプキャ!と、可愛らしい音をさせて、修正ペンのキャップを、歯で噛んで回して外した。
(「えェ~ッ???」)と、面食らうケータローには、お構い無しのまるよだ。

「ファファ(ババ)ァァァアァァァ~ン!へ!(て!)……」と、キャップを咥えたまま言いながら、ペンを持つ手で‘’修正ペン‘’を使い‘‘双子’’イラストを、消すまるよだ。続けた。

「……フアフマ(プラズマ)がへへ!(出て!)ワフファフヒエ(爆発して)フィエヒャ(消えちゃ)うンへふ(です)よねェ~ッ!」と、少ない種類のヒラガナ発音で喋る、まるよだ。
「そうね……『プラズマが出て爆発して消えちゃう』ね……まるよサンて~めちゃめちゃ【ヲタク】~!笑えるねェ~ッ!『咥えたキャップ』がかわいいね!」

『咥えキャップ』に気付いて、慌てて口から外す、まるよだ!キャップに

付いた唾液を指で拭き、修正ペンに嵌めると、ケータローに「ヤダァ~ッ!アタシったらァ~ッ!めちゃめちゃヲタク~ッ!」と、叫ンだ!手帳と‘‘修正ペン’’を返すまるよだ。

キャハハハハハハハハハハハ~!ワハハハハハハハハハ~!と笑い声を上げる2人は楽しそうだ!

「更に……『キャップの噛み跡』がかわいいね」と、返された‘‘修正ペン’’のキャップの噛み跡を見ながら微笑みながら言うケータローだ。
「あらッ?……キャァ~ッ!ヤダァ~ッ!恥ずかしい~!……」と、恥ずかしがるまるよだ!ワハハハハハハハハハ~ッ!キャハハハハハハハハ~ッ!と、もう、お似合いのカップルの様に、かなり良い雰囲気だ!
「でも……ホントに!すごいですよね……【タイムスリップ】とか【空間移動】とかSFみたいな話が、現実に起こせるンですから……核融合時の原子核の量子の素粒子を加速させた場合だったら?……ワクワクします!
‘‘素粒子’’を打ち込み、原子核の素粒子数を増やす【ハイパー原子核】に似た話ですが……【特殊核融合】は!それを上回る(注……架空の理論…筆者の創作フィクション)ンですよね!
『‘‘核融合’’時の原子核量子から飛び出した‘‘素粒子’’』が……凄まじく加速され、戻って来て、『核融合真っ最中の原子核量子の‘‘素粒子’’』に衝突する!……
人に例えると……
『‘‘飛び出して行った人が……‘’飛び出して行った筈?の自分にぶつかり……衝突して爆発‘‘対消滅’’して……』というプロセス追加が生まれ、凄まじいエネルギーを発生させる……そして『量子が原子核に凄まじい衝突エネルギー』をもたらす……【特殊核融合】ですね…………」(注…架空)
「核融合時の原子核の量子から飛び出した凄まじい数の素粒子……‘’ソリュウシコ‘’」ちゃんは‘‘もう1人のソリュウシコ’’ちゃんと衝突しなければならない……同じ素粒子だからと言って、他の‘‘ソリュウシイミ’’ちゃんでも!‘‘ソリュウシエ’’ちゃんでも!‘‘ソリュウシリノ’’ちゃんでも!ダメなンだな!やはり‘‘ソリュウシコ’’ちゃんは‘‘ソもう1人のソリュウシコ’’ちゃんとの衝突じゃないとダメなンだな!……まさに……『時間軸を無視した不思議な現象』なンだな!」
「凄まじいプラズマが発生させられますね!……ホント!……これなら、核出力を飛躍的に高められて、使用核が抑えられ、放射能汚染を飛躍的に減らすことが、出来ますねェ~!確かに……『時間を無視した不思議な現象』……同じ空間の、同じ場所に、同じ素粒子が同時に現れるンですよねェ~ッ!凄まじい数の【雷】に似た現象【プラズマ】が起きるワケですよね……
でも……『時間軸を無視した不思議な現象』……技術的改修工事をすれば、核融合時に飛び出す素粒子を、加速させて、核融合中の原子核の量子の素粒子に、衝突させられる……理論的に可能なンでしょうが……
『モデルとなるデーター』が無ければ……かなり難しいですよね……自然現象とか……天体現象とか……ハッ?……まさか?」

「その~!まさかさ!」とケータローは言った。続けた……。

「何ン年か先に起こると言われている【太陽系惑星天体直列】の日……約few十分位の間に、太陽系惑星直列する、複数天体の持つ引力が合計されて、釣り合いが取れて、太陽系に壮大な『宇宙空間規模の素粒子加速ループ』が発生する筈なンだよな……(注……架空の理論……筆者の創作フィクション……)太陽系惑星直列の、この太陽系規模の壮大な力を利用するンだよな……

当初……『粒子高速化施設があるンだから……‘‘第2期措置’’からは改修工事して、使わない手はない!』という発想だたが……改修工事……決定するまで時間が掛かるよね!……多分、ワタシが研究所長を辞めた頃になってしまう……巨額費用も掛かるし……でも……もっと、現実的な方法が……だから(論文)ッ?」
「論文に掛かれてあった‘‘加速環状軌道装置による特殊核融合‘’〜!」
と、まるよは、ケータロー手帳2ページ一枚に、サラサラと“土星”のような絵を描き始めた……。
「“土星”は”核融合爆発装置”!……“土星の輪”は“環状加速軌道装置”〜!』と、まるよは、瞳をキラキラ輝かせ、息を弾ませて言った!
「そうだね!……この“加速装置”の軌道……ループに、放たれた“素粒子”を、乗せるンだ!」…と、言いながら、新たに、ページを捲り、2ページで1枚の図を描き出した…。
フン!フン!フン!と‘’犬の好意アピール“のよう、ケータローの匂いをかごうとするかの如く、ケータローの頬に、頬を寄せる中途入社員の多摩川まるよだ!
 超優秀なのに、自分の能力を活かせる勤め先が見つからない…。やっと、見つけた、製鉄会社の研究部門への中途入社だ!自分のために、ヒドい目に合ってくてくれた、恩人だ……
 少しオジサンだけど、天才的研究科学者技術研究者ケータロー……。まるよの目からは、最高にイカした男性だ!その男性が『世界で最高にイカした話』中だ!
 瞳をキラキラ輝かせた、まるよが顔を寄せる中……ケータローは、図の中央に円を描いた……。図の上下に‘‘ループの作用矢印’’を、描いた。
「これはァ〜“核融合爆発装置”」と、言いながら……
左ページを捲り、前のページの“特殊核融合爆発装置”の中心から、放射状に黒線を何本も引き、キャップをマジックペンに嵌め、赤マジックペンで『ループに作用され(1~8)ドーナツ環状加速装置内軌道に乗る様子』を矢印で描き入れた…。
凄まじいプラズマが発生する……
「すごい〜!“核兵器”以外に【【平和利用】……があるなンて〜凄すぎるゥ〜!」
「“論文”をワタシは出してンだ〔けど〕ッ!」
「勿論!知ってますゥ〜ッ!“核融合炉”……実用的運転にはコレがないと!」
 トンネル掘ったり、電磁チューブも必要ない……【特殊核融合】時、放たれる、凄まじい数の‘‘素粒子’’は、地中をすり抜けて地球の反対側まで【ブレークスルー】して、……‘‘通過’’して行き‘’手がつけられない‘‘暴れ馬素粒子バワー‘’だけど‘‘核融合爆発装置’’を囲む‘‘ドーナツ環状加速装(置’’で)ッ?」と、まるよに遮られるケータローだ!
「調教されたサラブレッド馬に変身する‘‘素粒子子ちゃん’’!」
「◻️月△日○○時ジャストからのfew十分間に‘‘太陽系惑星多数直列’’時の引力による‘‘壮大ループ’’でカーブさせた‘‘【平和核】核融合で放たれた、凄まじい数の‘‘素粒子’’を‘‘ドーナツ環状加速装置’’で、加速され、超高速化される……
【元々光速より速い速度の素粒子】は『時間軸を無視』した現象を起こすンですよネッ!……
凄まじい数の『【平和核】の核融合の最中の原子核の量子の素粒子』に、衝突して、凄まじいプラズマが発生しますねッ!」

「岩野所長ォ~ッ!凄まじい話ですよォ~ッ!」

「まるよさんも、凄まじいヲタクだよね!」
キャハハハハハハハハハハハハハハ~ッ!ワハハハハハハハハハ~ッ!
屋上入り口建物の陰……興奮して、瞳を輝かせてメモしながら盗み聞きする背広姿の男がいた……。勿論、背広男は、ケータローの同期入社の、海外営業展開部次長だ……。海鈴だ……。

トルコ共和国首都アンカラ

大統領公邸


話は戻る……。

談話を終えると、アメリカ合衆国マホバオバマ大統領と、ロシア連邦ラスタラスプーチン大統領は歩み寄り、握手をし【アコーディオン鞄】のが2つ乗せられた机に進み、椅子に座った……。【アコーディオン鞄】は勿論‘‘起爆スイッチ発信機鞄’’である……。
「ただいま……◻️月△日○○時……一分前……」と要員が告げた……。静まり返る大広間だ……。
「30秒前……………」と‘‘人類存続’’のための緊急避難的措置が始まる……。地球が、気の遠くなる様な時間を掛けて、美しき白雪の貴婦人の佇まい……エベレスト山を含む十数峰が【平和核】により、約few十分間で姿を消す……。
 全世界が悲鳴を上げた!
「20秒前…………」
カウントダウンが始まった……。
「10!……9!……8!……7!……6!……5!……4!……3!……2!……1!【平和核】スイッチ……オン!」
 アメリカ合衆国マホバ・オバマ大統領と、ロシア連邦ラスタラス・プーチン大統領の2人は、アコーディオンカバンのスイッチを回した!

最終話-完-了に続く……

Linkin Park/New Divide

BGMがわりに聴きながら進まれたし

崩壊沈下対象峰
「オォ~ッ!マイガァ~ッ!‘‘チャンツェ峰’’がァ~ッ!」と
マゴットジョアンが叫びだした!あッという間に、泣き声に変わった!それはそうだろう。美しく雄大な山肌が白雪で美しいのヒマラヤの山が、あッという間に、岩肌にひび割れ煙り、粉塵に包まれ、ゆっくり‘‘シボむ’’かの如く……










ストーリー用