今年も残すところ1日となりましたね。2022年の締めくくも皆様にとって平穏な1日となるよう心よりお祈り申し上げます。
世間の大半が年末年始で浮かれているなか、今日も私は大嫌いな仕事ですがねぼけー1月1日・2日は普通の休みタラー
昨日まで想像以上に通勤とおぼしき方が多かったので安心してますが・・・
さて今回は、鉄道開業150年の節目を迎えた2022年にデビューした鉄道車両・引退した鉄道車両がメインテーマです。
明治5年の開業当時は新橋(後の汐留駅)~横浜(現在の桜木町駅)間29Kmを53分で結んでいましたが、現在では半分近くの24分(現在の新橋~横浜)まで短縮、時代と共に発展を遂げてきた鉄道、その一方で衰退していく路線も・・・
西九州新幹線開業で廃止になった列車もありますが、全国的にコロナ禍の大幅な減便によって休車や廃車に追い込まれるケースが多かったですね。
そんな中で個人的には4月に1ヶ月追い続けた“西武2007編成”の引退が一番印象的な出来事でした。
通勤でお世話になった東京メトロ7000系は 、想像以上に早いペースで新型車両17000系が投入され、あっという間に置き換えられてしまいましたね。そして葬式鉄のトラブルを回避するサイレント引退に・・・
省エネ車両の先駆け201系も置き換えが進行、古豪103系より早く引退してしまいそうな気が・・・
鉄道開業150年の節目を迎えた今年も鉄道車両の動向が著しい1年でしたアセアセ
では2022年の鉄道車両総まとめをどうぞご覧下さいウインク
《表記例》
デビューした車両→運行開始
引退・定期運行終了など→定期運行終了

【2月19日】
富山地方鉄道 20020形(元西武10000系)運行開始※写真は西武時代のもので代用
2020年10月11日に小手指から魚津へ旅立った元西武10000系が、先輩車両元西武5000系と共に新天地で活躍しています。いつか富山地方鉄道に嫁ぐかもと思っていたら実現してしまいました!

【3月5日】
JR東海 315系運行開始
中央西線で運行開始した315系、東海道本線の主要駅でもお手製のボードでデビューを祝福していましたキラキラ
東武鉄道 350型定期運行終了、1800系4本を改造した300型・350型が1991年に登場、6両編成の300型は2017年に定期運行が終了しましたが、4両編成の350型は特急「きりふり」の運行終了に伴い引退。全車解体されました。

【3月6日】
JR東海 211系(国鉄製造車)運転終了JR東海に残る国鉄時代の車両は全廃となりました

【3月11日】
JR北海道 キハ283系定期運行終了、このまま引退かと思われましたが、2023年3月ダイヤ改正で特急「オホーツク」「大雪」の運用に充当されることになりました!
JR東日本 115系(新潟支社管内)運転終了
JR東日本 E127系0番台(弥彦線、越後線)運転終了、落雷などで新潟支社管内の車両が不足、上越線で奇跡の復活を遂げました。
JR東日本 205系(相模線、宇都宮線、日光線)運転終了
相模線電化開業から活躍してきた205系500番台は、相模線100周年という節目で引退を迎えましたぐすん非電化時代や新車の頃を知る人間からすると複雑な心境・・・
宇都宮地区の宇都宮線・日光線で活躍していた205系メルヘン顔も引退、日光線仕様(上写真)と湘南帯(下写真)の2種類が互いの線区を走ることも
2013年から宇都宮地区で活躍していた元京葉線の205系もいよいよ終焉を迎えることに
京葉線全通当時から見てきたメルヘン顔もとうとう引退・・・新車だった頃を知る車両の引退は特に切ないですねぐすん
E231系・E233系による宇都宮線 宇都宮駅~黒磯駅間の運転終了、利用者数減少とはいえ短い編成の車両に置き換わった為ラッシュ時に積み残しが出る有様・・・合理化などで経営維持したいのは理解できますが、ワンマン化による乗務員の負担や乗客へのサービス低下はいかがなものかとえー?
JR東日本 209系3100番台(八高線)運転終了、東京臨海高速鉄道から譲り受けた異色の経歴を持つこの車両、引退までに疎開や復帰を繰り返した挙げ句、総武線から転用された同形式の車両に置き換えられてしまいました。
JR西日本 奈良線、大和路線103系運転終了、2017年に大阪環状線や阪和線で引退した103系は奈良地区で長きにわたり活躍、ウグイス色の103系もとうとう引退に。和田岬線や播但線・加古川線での運用のみとなりました。
JR西日本 おおさか東線201系運転終了
小田急電鉄 50000形「VSE」定期運行終了
2005年のデビュー当時から数回乗車したVSE、車体更新が困難な構造が災いしてかなり早い引退となります。2023年秋に引退予定。
東武鉄道6050系定期運行終了(634型スカイツリートレイン除く)、車体は30年以上、足回りは50年以上という老兵は座り心地のよい車両でした
会津鉄道 6050系200番台運転終了
野岩鉄道所属の6050系100番台は鬼怒川温泉駅~会津高原尾瀬口駅間で運転中、6050系を維持しようと野岩鉄道はクラウドファンディングで資金を募っているが果たして・・・

【3月12日】
JR東日本 宇都宮線・日光線E131系運転開始
従来の205系4両編成から3両編成となったE131系、ワンマン化による乗務員への負担や乗客の積み残しなど課題が山積み
JR西日本 おおさか東線221系運転開始(写真は神戸線)

【3月13日】
北条鉄道キハ40系運転開始(写真は五能線時代の姿)、行き違い設備が完成し車両増備に向け若い運転士さんが全国のJRや私鉄に問い合わせ入手できたのが五能線で走っていたJR東日本のキハ40、クラウドファンディングで資金を調達し株主である兵庫県加西市と市議会を説得して導入したというご苦労があったそうな。

【3月19日】
神戸市交通局2000形運転終了

【3月21日】
JR九州 キハ47形・キハ147形「はやとの風」運転終了(画像は東郷駅構内で展示している写真)

【3月24日】
長崎電気軌道 6000形運転開始
※画像は公式サイトから抜粋

【3月25日】
アルピコ交通 20100形運転開始

【3月26日】
京都市交通局 20系運転開始
JR東日本 205系「いろは」運転終了、宇都宮地区の205系は郡山や長野へ廃車回送され一部解体されていますが、この車両は未だに動きがありませんアセアセ他社への譲渡を期待してますが・・・

【3月27日】
JR東日本 E3系700番台「とれいゆつばさ」運転終了

【3月29日】
JR貨物 EF67形電気機関車運転終了、広島県内で難関の峠越え「セノハチ」で活躍したもみじ色の機関車は、連続急勾配・急カーブが続く区間で貨物列車の押しがけをするのが役目。平坦な直線区間に入ると走りながら連結器を解放する離れ技を持っていました(2002年まで走行解放していた)

【4月3日】
JR四国 キハ185系「伊予灘ものがたり」運転開始※画像は公式サイトから抜粋

【4月15日】
京成電鉄3500形「芝山鉄道カラー」運転開始、2013年4月1日から芝山鉄道にリースされている3540編成が芝山カラーの帯を纏って登場!京成金町線などで活躍しています。

【4月17日】
東京地下鉄 7000系運転終了

【4月29日】
近畿日本鉄道 19200系「あをによし」運転開始

【4月26日】
西武鉄道2000系2007編成運転終了、2000系自体はまだ健在ですが8両編成最後の無線未更新車として引退、2000系(新2000系除く)は今年だけでも2両編成2本、6両編成2本、8両編成1本が廃車となりました。

【4月30日】
伊豆急行 3000系「アロハ電車」運転開始(分かりづらいですが写真一番右)

【5月2日】
横浜市交通局 4000形運転開始

【5月14日】
東京都交通局 6500形運転開始

【7月1日】
JR東海 HC85系運転開始
※画像は公式サイトから抜粋
JR西日本 キハ40系「SAKU美SAKU楽」運転開始

【7月4日】
大阪市高速電気軌道 御堂筋線10A系運転終了

【7月22日】
大阪市高速電気軌道 中央線30000A系運転開始

【8月11日】
東京都交通局 地下鉄新宿線10-300形8両編成の運転終了、10両編成に統一されました

【9月22日】
JR九州 787系 特急「みどり」運転終了(写真は「にちりんシーガイア」)
787系・885系 在来線特急「かもめ」運行終了

【9月23日】
JR九州N700S8000番台運転開始
JR九州 415系100番台・500番台運転終了
JR九州 885系 特急「みどり」運転開始(写真は「ソニック」)
JR九州 キハ40系・ キハ47系「ふたつ星4047」運転開始

【9月30日】
JR北海道キハ281系 特急「北斗」定期運転終了、キハ183の定期運用も終了したJR北海道は一般車両も含めて世代交代の過渡期に

【10月1日】
JR貨物 EF66形電気機関車27号機引退
今年7月31日の運用をもって運用離脱していた「ニーナ」ことEF66-27号機は検査切れを理由に50年を迎える目前に引退。地球の約230周に相当する距離を半世紀におよび西へ東へ駆け抜けました。
高速貨物輸送に貢献したEF66電気機関車はブルートレインの牽引でも大活躍
ニーナの引退で0番台は消滅しましたが平成初期に登場した100番台は数を減らしながらも活躍しています。

【10月30日】
JR東日本 485系ジョイフルトレイン「華」運転終了

【11月7日】
筑豊電気鉄道 2000形運用終了

【11月27日】
いすみ鉄道 キハ28-2346定期運用終了、赤字脱却に向けて2013年3月から運行していたキハ28-2346は、土日祝日に相方のキハ52-125と連結された観光列車として人気を集めていますが、8年に一度行われる鉄道車両の全般検査(自動車の車検みたいなもの)で年間運賃収入約6,000万円を上回ることが判明、路線維持のため定期運転を終了、不定期の臨時列車が来年2月で終了する予定です。
1964年4月に製造されたキハ28-2346は、主に山陰地方や北陸地方で活躍、昭和・平成・令和を駆け抜けた老兵は来年で59年の歴史に幕を閉じる

【12月11日】
JR東日本 485系ジョイフルトレイン「やまどり」運転終了
1964年に当時した485系は、四国以外の特急列車で活躍した国鉄のレジェンド、原型タイプは2016年6月に引退しましたが、JR東日本のジョイフルトレインに改造された「華」「やまどり」が令和になっても活躍していました。
58年に及ぶ歴史に幕を閉じた485系、鉄道開業150年の節目で引退という・・・
485系のDNAは富山地方鉄道の形に受け継がれているます

【12月17日】
阪急電鉄6300系「京とれいん」運転終了、今月17日のダイヤ改正で京とれいんの種別「快速特急A」が廃止になり車両の検査期限が迫っている事から引退が決定、7000系「京とれいん雅洛」は運転中です。

2022年の鉄道車両総まとめは以上です。
年内に定期運転終了かと囁かれていた東京都交通局5300形は年明けも走りそうな雰囲気・・・今年も色々ありましたねアセアセ
2023年7月15日には東武鉄道の新型特急車両「スペーシアX」がデビューする予定、来年はどんな新型車両が登場するのか楽しみですキラキラ
東武絡みだと廃車になった11004編成から部品を供給された東武9101編成の復活に期待
来年1月19日にはマッコウクジラの愛称で親しまれた長野電鉄3500系が引退予定(元営団地下鉄日比谷線3000系)
東急電鉄8500系は明日2023年1月1日に定期運行を終了、2022年度内に引退する予定・・・新年早々撮り鉄によるトラブルや列車遅延など勘弁して下さいよイラッ
来年3月には上越新幹線のE2系や名古屋市営地下鉄舞鶴線3000系が引退予定、今まで嫌というほど乗車した上越新幹線ですが今後は余程のことがない限り乗る機会はないでしょう。
来年春には青胴車「阪神5000形」や南海6000系など京阪神の私鉄からも名車が去る模様
1962年12月25日にデビューした20m級車体初のオールステンレス車両「南海6000系」、50年以上廃車や転属にならなかった異色の車両ですが2019年10月頃から置き換えが開始、一部が大井川鐵道に譲渡され話題になりました。
今年6月に乗車したSL銀河も来年3月で引退予定、JR九州のSL人吉が2023年度内で引退と各地を走るSLの維持に限界が近づいているようだ。
客車の老朽化を理由にJR北海道から譲り受けたキハ141系が引退、岩手からSL列車が無くなってしまうのだろうか・・・
半導体供給不足などの影響受け新型車両の製造が遅れ、廃車になる時期が伸びた車両も・・・
JR東海311系など置き換え進む車両の記録は葬式鉄が殺到する前に満喫しましょう!線路内に立ち入って撮影したり、勝手に木を伐採、挙げ句の果てには他人の敷地内に不法侵入してゴミをまき散らし、我が物顔で路上駐車、そんな沿線住民や鉄道会社に迷惑かける奴は・・・
鉄道各社の来年3月ダイヤ改正の概要が明確になってきましたが、2023年はどんな1年になるのやら・・・
JR北海道は石北本線特急「オホーツク」「大雪」をキハ183系からキハ283系に置き換え、4両から3両に減車するほか富良野線へ新型車両H100形を投入する予定(写真は富良野線)
JR東日本ではホリデー快速あきがわ・東海道線の快速アクティを廃止にするほか、高崎線特急「草津」を全車指定席の特急「草津・四万」に変更、車両を651系からコンセント付のE257系に全て置き換えるなどサービス改悪とならないよう願うばかり
JR東海は高山本線の特急「ひだ」を全列車HC85系に統一、大阪乗り入れも開始となる模様、ただ特急「南紀」での使用は継続
おおさか東線直通快速を207系または321系4ドアクロスシート7両から3ドアクロスシート8両に置き換え、余剰となった車両の動向が気になるところ
今年も色々ありましたが、2022年も懲りずに踏切の番人Zのブログをご覧いただき感謝御礼申し上げますキラキラ
2023年も皆様にとって飛躍できる1年となりますよう心よりお祈り申し上げますウインク
年末年始もお仕事の皆様方、 怪我や事故に気をつけて頑張りましょう!!
正月休みで浮かれてるお花畑の皆さん?は仕事初めを忘れて帰省先や旅先でずっと過ごされたらいかがチューリップゴミ(スマホ中毒などのクズ)が多少減ったので都心の空気は少し澄んでますよキラキラ
2023年も踏切の番人のブログをよろしくお願いいたしますうさぎ
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。