本日9月24日は、国鉄がコンピュータによる指定券発売窓口「みどりの窓口」を開設した日(1965年9月24日)ですが、今回は5年前にデビューした東海交通事業城北線キハ11-300番台について紹介させていただきます。
みどりの窓口にはマルス端末が設置され、JRグループ旅客全社の乗車券類(乗車券・特急券・座席指定券など)やJRバス路線、高速、ツアーバスの座席指定制路線の乗車券・指定券などを総合的に発券できます。
JR西日本では180駅に設置された「みどりの窓口」を2030年までに30駅まで削減すると発表、他JRグループと同様に券売機での対応に移行され、みどりの窓口の存在に陰りが・・・手際の良いマルス捌きを窓口で見られなくなるのは残念ですね。
インターネットサービスの拡充で待ち時間が減り便利になりました。では本題に入ります。
2015年9月24日に、JR東海の子会社である東海交通事業 城北線でキハ11-300番台の営業運転が開始しました。
キハ11-300番台導入によって開業当初から使用していたキハ11-200番台が引退、茨城県の「ひたちなか海浜鉄道」へ譲渡

キハ11-300番台は、1999年にJR東海で増備された暖地向けの改良車で6両 (301~306) が製造されました。
それまでの普通鋼製(上写真)からステンレス車体となり、車幅が2.7mから2.8mに拡大されている他、車椅子対応トイレの設置、側窓の固定化、貫通路上部への前照灯の増設が行われ、前面の行先表示器は左側上部に移されています。
キハ75形(上写真)と部品の共通化を図るため仕様が変更され、エンジンはC-DMF14HZB (350ps/2,000rpm、N14Rと同型) 、台車はキハ75形からヨーダンパ(走行中に車輪が蛇行するのを抑制するサスペンション的な役割)を省略したボルスタレス式のC-DT64/C-TR252を採用、運転台のマスコンハンドルは手前に引く横軸式になりました。
2015年7月まで主に長距離列車の多い紀勢本線の多気以南で運用されていましたが、キハ25形(上写真)に置き換えられ紀勢本線の長距離運用から撤退、亀山駅・家城駅~鳥羽駅間の参宮線・名松線運用が中心となっていました。
6両のうち2両(301・302)を東海交通事業が購入することを発表、キハ11-301は2015年9月11日付でJR東海から除籍となり、9月24日から城北線で運行が開始、キハ11-302も2016年3月11日付でJR東海から除籍となり、2016年3月22日から城北線での営業運転を開始しました。
歯科技工士記念日や畳の日である今日は、「清掃の日」で10月1日までの1週間は環境衛生週間となっています。
畳の日なので畳も綺麗に
家や周りを綺麗にしたり、正しいゴミの処理(分別やゴミ出し日)をして気持ち良く過ごしましょうキラキラ
今日も1日皆様にとって素敵な1日となりますように流れ星

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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