「とっとり県民の日」である9月12日は、愛媛県内を走る伊予鉄道 郊外線で700系がデビューしました。
今回は伊予鉄道700系について紹介させていただきます。
鳥取県と言えば鳥取砂丘ですね
鳥取県は「ゲゲゲの鬼太郎」などの作者「水木しげるさん」や「名探偵コナン」の作者「青山剛昌さん」など数多くの漫画家を排出した「漫画王国」です。
鬼太郎列車シリーズのひとつ「ねこ娘列車」
米子地区では鬼太郎列車やコナン列車を運行
若桜鉄道もお忘れなく!
鳥取と島根の県境を結ぶ「江島大橋」の島根県側には「ベタ踏み坂」と呼ばれる急勾配の坂になっていますアセアセ鳥取観光とはかけ離れてしまいますが行ってみる価値はありますウインク
ハワイ温泉(羽合温泉)など魅力満載の鳥取県を紹介したい所ですが、伊予鉄道700系が歩んだ歴史を振り返りたいと思います。
1987年9月12日に、伊予鉄道700系の営業運転が開始しました。(デビュー当時の塗装)
伊予鉄道700系は、愛媛県松山市にある松山市駅を起点に運行されている「郊外線」(総称 / 高浜線・横河原線・郡中線)で活躍しています。
個人的に↑の塗装が一番好きですキラキラ
伊予鉄道700系は、1987年から1994年にかけて廃車になった京王帝都電鉄5000系を京王重機整備(東京都八王子市)で改造し譲り受けた車両です。
車内にLED案内表示機を設置したほか、化粧板やモケット(座席)の交換など行われた
京王時代の車内(京王れーるランド保存車)
京王帝都電鉄5000系は、関東で初となる冷房車両で、1963年から1969年にかけて155両が製造され、1996年12月1日に引退しました。
小学校低学年から高校卒業まで京王線沿線に住んでいた私にとって思い入れのある車両のひとつです。
伊予鉄道のほか、富士急行・銚子電鉄(元伊予鉄)・わたらせ渓谷鐵道(中間車)・一畑電車・高松琴平電気鉄道(上写真)に譲渡され、今も現役車両として各地で活躍中です(一部が廃車)
京王帝都電鉄の軌間が1,372mmに対して、伊予鉄道の軌間が1,067mmと線路幅が異なるため、廃車になった小田急2220形(上写真 / 新潟交通譲渡車で代用) や東武2000系の台車が流用されました。
1994年から1997年にかけて新塗装化が行われた
2009年度から2011年度にかけて郊外線向けの新型車両「3000系」(上写真 / 元京王井の頭線3000系3両編成10本)を導入したため、700系のうち3両編成3本が廃車されました。
廃車になったクハ763とモハ713は、銚子電気鉄道へ譲渡され再び本州へ里帰り、銚子電鉄3000形として、2016年3月26日から営業運転を開始しました。
2015年度より2度目の新塗装化(橙色一色化)が開始、2019年3月には全ての編成が新塗装となりました。
かなり印象が変わりますね
一時期は新旧塗装が並ぶ姿も見られました
3両編成5本(15両)と2両編成2本(4両)の計19両が活躍中です。
一番古い車両だと1963年製の伊予鉄道700系、57年目を迎えましたが無事に60年目を迎えられるように願っています。
頑張れ伊予鉄道700系!
昨日は急きょ連投となり失礼しました。申し訳ありませんが、今日も連投となります。
昨日の午後に八高線で撮り鉄した後、埼玉県日高市の曼珠沙華公園で彼岸花を見ながら散歩した時の記事を今日の午後に投稿させていただきます。
良かったらご覧下さい。
私は仕事ですが、皆様にとって素敵な週末となりますようにキラキラ
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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