4月17日で運行を休止していたJR札沼線 北海道医療大学駅~新十津川駅間 (47.6km) が、本日をもって廃止となりますね。
日常的な列車交換などの光景は過去のものとなってしまった
単線区間での列車衝突を防ぐ通行手形「タブレット」(写真左上の輪っか)を使用している路線がまたひとつ消えた(写真は津山まなびの鉄道館所蔵品)
85年間の歴史に幕を閉じた札沼線非電化区間、最高のローカル線旅を楽しませてくれた路線でした。
さよならヘッドマークを掲げて走ってほしかった所でしたが、コロナ対策で沿線外から人を集めない事を考えればヘッドマークを掲出しなかったのは得策だったと思います。
(写真はイメージ / 千代田線6000系HM)
ありがとう、さよなら・・・
またひとつ鉄路が消えてゆく
本日5月7日はJR京浜東北線で205系の営業運転が開始した日(1989年5月7日)でもあります。

前置きが長くなりましたが、今回は鍵型のヘッドライトとワイドドアが特徴的な東京メトロ東西線の最新型車両15000系について簡単に紹介させていただきます。

【東京メトロ15000系】
2010年5月7日に東京メトロ東西線で、15000系の営業運転が開始しました。
車体など05系13次車(上写真)をベースに10000系の設計思想を採り入れ、「快適性や使い易さの向上」「リサイクル性の向上」「火災対策の強化」「車体強度の向上」「コストダウン・省メンテナンス」をコンセプトに、2010年から2017年にかけて10両編成16本160両が製造されました。
東京メトロ10000系
副都心線・有楽町線10000系と同様に鍵型のヘッドライトが15000系にも採用された
地下鉄東西線のラッシュにおける列車遅延緩和を図るため、全てのドアが1,800mmのワイドドアとなった15000系は、設計段階で地下鉄日比谷線に採用された多扉車(4扉車に5扉車を一部組成)にする案も検討されたらしいのですが、10両中7両を多扉車にする必要性があるとの事で、オールワイドドア車両の製造に至りました。
一般的な05系のドアは1,300mmとなっている

今日は札沼線廃止、京浜東北線205系と東京メトロ15000系がデビューした記念日でした。
ゴールデンウィークが終わり、今日から仕事の方には体と生活のリズム調整で大変ですが、気持ちを切り替えて頑張りましょうウインク
私は殆ど仕事でしたがねショック
※写真は昔いた会社で観た、関東鉄道協会 安全衛生部会制作の研修動画、鉄道会社や系列会社では乗客からのクレームや暴力から身を守る術も学ぶんですアセアセ(左の人が車掌役、右の人が酔っ払い客の役)
緊急事態宣言延長やコロナショックで、ギスギスしてしまいがちですが、皆様にとって素敵な一日となりますようにキラキラ

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

鉄道コム