前回の続きです。
今回は、小田急線 開成駅東口にある第二公園で保存された、小田急ロマンスカー3100形「NSE 」(1963年~2000年)デハ3181号車見学、開成駅近くにある氷花餃子で食事した模様をお送りします。
一般公募で「ロンちゃん 」と命名されました
駅前で往年の名車が見られるのは嬉しいですね!
小学5年生の時に家族で箱根へ旅行した時に一度乗車した事がある「NSE」と久しぶりの対面です

(当時はまだ撮り鉄してませんでした)
いま見ても風格ある顔つきですね
前照灯・尾灯の奥側には「ダンプキラー」の異名を持つ名鉄パノラマカーにも採用された「オイルダンパー」が内蔵、衝突事故などの安全面に配慮した構造となっています
1961年デビューの名鉄パノラマカー7000系にも採用された「オイルダンパー」は、時速約85Km/hで衝突したダンプカーを跳ね飛ばし、先頭車のガラスが一部割れた程度で無傷に近く、乗客数名がガラスの破片に当たるケガで済んだという伝説があるほど安全性に優れたものです

安全性が立証された反面、名鉄は旧型の木造車両との衝突を恐れていたそうな

車内公開日は、運転席など車内に入れます
いざロンちゃんの車内へ
毎月第2・4日曜日の10時~15時まで一般開放しています
入口でスリッパに履き替えて見学、連接台車をうまく活用してますね
車掌室
後付けの階段を上がり運転席へ(実際の運転席入口は左側テレビの上にハシゴを取り付けて出入りしてました)
運転席にも座れます
少々狭く感じる運転席からの眺め
運転席に座ると見晴らしが良くてビックリ

国鉄・JR189系、485系の運転士さん同様、運転席が高いためロマンスカーの運転士さんもトンネルに入る時につい頭をかがめてしまうそうな

(写真は183系)
展望席からの眺め
ロマンスカーの展望席は長野電鉄1000系の展望席(元小田急10000形)しか座った事が無いので、現役の小田急ロマンスカーの展望席に乗ってみたいですね
昔のロマンスカー特有の香りが旅情を誘いますね

座席に座ると、小学生の頃に一度だけ乗車した思い出が甦ってきました

ちなみに「SE」「RSE」(どちらも引退)には乗った事ありません

ロマンスカー関連のビデオが流れていました
展望席以外は座席が撤去されてます
展望席以外座席が撤去された車内では、歴代ロマンスカーやロンちゃんの搬入作業など貴重な写真を展示しています
【車内公開日】毎月第2・第4日曜日
【公開時間】10時から15時まで
※台風や降雪等の荒天時などは、車内公開を中止。公開状況については、当日に開成町役場までお問い合わせください。
小田急3100形は、1964年の東京オリンピックを控えていた当時、箱根への輸送力強化のため、「安全」「経済性」「デラックス」「魅力的」「快適」「高速」を設計のスローガンに製造された2代目ロマンスカーです。
小田急初の前面展望席車両で、 "New Super Express" 略して「NSE」と呼ばれました。
後輩の3代目ロマンスカー「LSE」が一昨年に引退したのが記憶に新しい

新型ロマンスカー「GSE」にも「NSE」のDNAは受け継がれている
これからも後輩車両たちの活躍を静かに見守っていくのでしょう・・・
現役時代に撮影しなかった「NSE」と久しぶりに対面し、引退から19年経っても綺麗な状態で保存されている姿を見られて良かったです。小田急線は子供の頃から慣れ親しんだ「京王線」ライバル路線という事もあり撮影はしてませんでした

※写真は当時の京王線

小田急線は、通勤ラッシュ時の振替輸送で利用する度に、「京王線人身事故のためさらに混雑が・・・」とアナウンスされたり、私の隣で出勤途中の通勤客同士が殴り合いの喧嘩を始めたり、良い思い出が無いので未だに乗り慣れませんね

あと前妻の実家や親戚が小田急線沿線なので・・・
この後は開成駅西口から徒歩約5分にある「氷花餃子」さんで昼食
「氷花餃子」さんは、小田原に本店を構える名店で、ミシュランガイド横浜川崎湘南2015年特別版掲載店にもなりました。玉子チャーハン(580円/税別)と名物の氷花餃子(550円/税別)をいただきました!(税込合計1,220円

当時の価格)
ボリュームある玉子チャーハンは、薄味のシンプルな味付けで氷花餃子との相性は抜群でした

羽根の網目が美しい氷花餃子は、肉汁たっぷりの小篭包みたいな餃子でモチモチした食感の皮が最高です

肉汁ブシャーとなるのでご注意

満腹になったので、運動を兼ねて近くの撮影ポイントへ向かいました

明日は開成~栢山の有名ポイントで小田急線を撮影した模様をお送りします。
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
