奥多摩駅から車で約15分、奥多摩湖畔(小河内ダム近く)の無料駐車場に到着!
多摩川を小河内ダムによって堰き止めて造られたのが、ダム湖の奥多摩湖です。
標高530mに位置する小河内ダムは、1957年に竣工した重力式コンクリートダムで、多摩川上流域を水源とする集水域は、東京都奥多摩町・山梨県丹波山村・小菅村・甲州市の4市町村にまたがり、面積は約263km²になります。
有効貯水量は東京ドーム150杯分を誇ります
貯えられた水は、ダム直下の多摩川第1発電所で発電に使用後、多摩川に放流され小作取水堰と羽村取水堰で水道原水として取水され、原水は自然流下により村山・山口貯水池、玉川上水路などを経て、東村山・境の各浄水場へ、導水ポンプにより小作浄水場へ送られます。
また、東村山浄水場から原水連絡管により朝霞・三園の各浄水場へも送ることができるそうです。
堰堤にある後述の「小河内ダム展望塔」(入館無料・年末年始以外無休)からは迫力ある眺めを楽しめます。
奥多摩湖および日原川の源流部が東京水道水源林として水源の森百選に指定されています。
堰堤(えんてい)
竣工当時は世界最大規模の貯水池で、現在でも水道専用貯水池としては日本最大級を誇ります。東京都交通局の発電施設(多摩川第一発電所)も併設されており、発電された電気は東京電力へ売却され、奥多摩町・青梅市などの多摩地区に電力を供給しています。
堤高は148m(横浜プリンスホテルとほぼ同じ高さ)、堤頂長は353mだそうです。
小河内ダム周辺案内図
上記案内図には記載されてませんが、奥多摩駅から奥多摩湖までのハイキングコース「奥多摩むかし道」(約10Km)からは、小河内ダム建設のために敷設された、東京都水道局小河内線の橋梁やトンネル・線路などの遺構が見られるそうです。
堰堤を進むと小河内ダム建設で使用された機材が展示されています。
コンクリートバケット
ドラム缶浮橋
ダムの真上から眺める景色も良いですね
小河内ダム展望塔
2階展示室
展望室入口横はTokyoづくし
3階展望室
展望室から見る小河内ダムも良いですね
展望室にも色々なパネル展示が(一番下は東京都水道局のキャラクター「水滴くん」)
ダムカードをいただくため、駐車場へ戻る途中にある東京都水道局小河内貯水池管理事務所へ
(正面玄関左側の入口で職員さんにお声掛け)
⚠️平日8:30~17:15に配布(土・日・祝日・年末年始は配布していないのでご注意)
前日夕方に仕事を終え、自宅で着替えてすぐ車を借りて、新横浜駅まで義理の両親を迎えに行った後、多摩地区にある母親の自宅で食事会を開き1泊、翌朝に再び新横浜駅へ送り届けた後に、職場を経由して奥多摩へドライブというドタバタなスケジュールでした。(義理の両親も忙しいらしく滞在時間が非常に短かった)
今回は妹夫婦や甥っ子が不参加だったため、義理の両親と心置きなく交流出来た余韻もあり、奥多摩へ向かう道中もテンションMaxでした!
かなり疲れ切ってましたが、奥多摩までドライブして気疲れした心をリフレッシュできたので、思い切って行った甲斐があったと思います。
皆様も日原鍾乳洞や鳩ノ巣渓谷といった景勝スポットのほか、森林浴や星空観察などのアウトドアアクティビティが楽しめる奥多摩へお出かけされてみてはいかがでしょうか。
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。