お空のキャバリア・ルビーのテオ♂
リシャールの2ヶ月後に来た2番目のワンコだ。
2021年1月お空へ旅立った。11歳8ヶ月だった。
とても可愛くて優しくてかしこくて良い子だった。
そして超食いしん坊だったね(笑)すんごい
小さい頃のリシャールとテオ
6歳の頃から心雑音があり、僧帽弁閉鎖不全症を持っていた。
心臓の手術を受けさせたいと考えていたけれど、
テオはきっと、
と言うので悩んだ末に薬で進行を遅らせる方を選んだ。
だんだん咳が増えていったけれど、亡くなったのは別の病気だった。
結果的には心臓の手術はやめて本当によかったことになる。
3キャバ、親子みたい。全員♂
2020年7月頃(11歳2ヶ月のとき)、散歩に行くと後ろ足に違和感が出たようで、突然歩きたがらなくなった。
お散歩命のテオちゃんが、だ。
血液検査をすると血糖値が異常に低く(27とか!)
主治医曰く、
「恐らくインスリノーマ」ということだった。
インスリ?ナニソレ❓
調べてみると膵臓のがんで、インスリンが出過ぎて血糖値が下がるのだ。
2017年から全身の痙攣発作が出始めていた。てんかんだと思っていたし投薬もしていた。
いや、実際てんかんもあったのかもしれないし低血糖だったのかもしれない。
てんかんと低血糖の発作との見分けは難しいらしい。
お散歩にいけないので、お外の空気に触れてもらう
手術して切除という道もあるが、腫瘍が散っていたら取り切れるかどうかもわからない、手術しても今度は糖尿病になるかもしれないともいう。
心臓も悪いので麻酔も心配。そして11歳という年齢。
そして何よりテオの性格を考えると入院は
超超超ストレス😥
心臓の検査をした時、それは本当に感じていた。
病院に行くだけでも恐怖過ぎる様子だった。
だから家で看取ることを選んだ。
もちろん、手術が第一選択肢の場合もあるだろう。
何が正しいかなんて誰にもわからない。
全ては結果論でしかない。
その時に最善と思われることをするしかない
のだ。
後ろ足に麻痺が出てからだんだん歩くのが難しくなって、トイレを我慢するようになった。
テオちゃんはトイレにポリシーがあるようで、きちっとペットシーツの上にするのがとても上手だった。
でも、それができないのでオシッコを我慢する
(2日もしないと😰)
→心配になり病院で導尿してもらう
→ 教わって自宅で導尿する
→テオひどく嫌がる
→動かない足を引きずってドッタンバッタン歩いて自分でトイレをする(導尿が嫌)
トイレには大変苦労した。精神的にも。
でも、テオはプライドが高く、最後までトイレは自分で一生懸命がんばってくれた.....
あと、低血糖にならないよう、ご飯を2時間おきに分けてあげていた。
精神的にも不安定になる様子。見ていてつらいし、こちらがつらいのが伝わっちゃうのもまたつらいという.....犬はなんでも知っているからね。
最初は療法食ロイヤルカナンの糖コントロールをあげて、ドライは食べないので缶詰を試したらよく食べたので1ケース注文したらもう2度と食べなくて💧
もうなんでもいいから好きなものを食べてもらえらばいい!と思って、好きな缶詰やレトルトをあげたり試行錯誤。
昼間も寝たきり、リシャールが寄り添う
翌年2021年1月のある朝、眠っているように亡くなっていた。
麻痺が出てから半年。
前日はひどい下痢で病院に連れて行ったけれど、もしかしたら5月の誕生日、12歳までいけるんじゃないかと願っていた。
マットの上に寝かせていたのに自分で移動して床の上、
いつものように好きな場所で横たわったまま。
朝5時頃、触ってみるとまだ暖かかった。
私の誕生日の翌朝だった。
あれから3年半、思い出すと涙が溢れてしまう。
大好きなテオちゃん、あなたにもっとしてあげられることがあったのではないか。
もっとセカンドオピニオンや精密検査をした方が良かったのではないか。
最後まで一緒にいられたことが救い。
うちに来てくれてありがとう