スラットキンのガーシュウイン曲集、オーケストラはセントルイス交響曲。オールアメリカンの演奏。期待せずにはいられない。

 

 まずはラプソディーインブルーを聴いてみる。冒頭のクラリネットソロ、これは他とはちがうぞと感じる。

 

 そのように感じるところがいたるところにある。例えばトランペットのフラッター奏法。ヨーロッパの楽団の演奏よりかなりハデだ。はじめはおとなしく弾いていたピアノ。ノッてきたのかソロではスイングをし始める。

 

 そしてこの演奏が特徴的なところ。それはサックスセクションの音色。明るくカラットした音色はJAZZサックスのようだ。

 

 私はご当地演奏。例えばドイツ音楽はドイツの楽団でないとダメ。みたいな考え方はあまり好きではない。しかしこのアルバムに限ってはオールアメリカンでは出せない魅力があることを認めざるをえない。

 

 ぜひ一度このスラットキンのオールアメリカンによるガーシュウインの演奏を聴いてみてほしい。