今日聴いたのはこの一曲、ブルックナー、交響曲第3番。演奏はクリーブランド管弦楽団。この演奏をひとことでひとことで言うなら、、、
「ドホナーニにしてはサービス精神のあるブルックナー」
第1楽章冒頭、だんだん盛り上がってから珍しくリタルダント、そして歌舞伎のみえを切るかの強奏。しかしそこはクリーブランド管弦楽団、とてもバランスよく、明快な演奏。その後の弦楽器による演奏も過剰にならないぐらいの歌心でスッキリ演奏。
第2楽章もバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの弦楽器群によるメロディーもしっかりとうたわれる。しかしここでも胃もたれするような演奏ではなく。清楚に演奏され、静かなとことはしずかに、動きのあるところは動的に。このバランスがドホナーニの特徴と思う。
第3楽章は静と動のコントラストがバランスよく演奏される。そして中間部の木管と弦楽器のフレーズは牧歌的にあかるい。しかしここにも歌心がしっかりあふれている。
第4楽章、いままでの演奏と特徴は同じ、歌うべきところはしっかりとしかしスッキリと。金管の強奏もしっかりFFだがバランスはくずれない。弦楽器の音色は美しく、金管はパワフル。
このような演奏をするドホナーニがなぜ人気がでなかったのか不思議なくらい。
しかし最近ワーナーよりブルックナー、マーラー曲集が発売されたようだ。ドホナーニ再評価のきざしか。ドホナーニファンとしてはうれしく思う
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