『思考の整理学』は、あの名著と繋がっていた

 

新版 思考の整理学 (ちくま文庫)

 

先日、外山滋比古先生の『思考の整理学』を初めて読みました。

 

読み進めるうちに、「あれ、この話、前にどこかで読んだな…」という既視感に襲われたんです。そして気づきました。それは、以前ブログでご紹介した、ジェームス・W・ヤングの『アイデアの作り方』でした。

 

一見すると、時代もジャンルも違う2冊です。しかし、両者が語る「創造的な思考のプロセス」には、驚くほど共通点があるのです。

 

ヤングは、アイデアを「古い要素を新しい組み合わせでつくり出すこと」と定義しました。これは、外山先生が提唱する「知的生産は、既存の知識を再編集する作業である」という考え方と、非常に似ています。

 

そして、最も重要な共通点が「忘れること」の重要性です。ヤングが、集めた情報を一度頭から手放すよう勧める一方で、外山先生は、知識を詰め込みすぎると「知識のメタボリック」に陥ると警鐘を鳴らしています。

 

「ひらめきやアイデアは、偶然の産物ではない」

 

この2冊は、時代や文化は違えど、その普遍的な真理を教えてくれているのだと、改めて実感しました。

 

もし『アイデアの作り方』を読んで感動した方がいれば、『思考の整理学』もきっと心に響くはずです。