前回のつづきです。
高校生になってしばらくすると、嘘のようにゲームを止めてしまった息子。
ネットの回線工事までしてあげたのに、その後わずか3か月ほどでやめてしまったのです。
なんで?!
息子は、当時、毎日10時間ほどゲームをしていました。夜中に対戦があるらしく睡眠時間も削っていたし、学校も遅刻が多かったです。
息子のいとこ、つまり甥っ子が、私にうちの息子がゲームのアカウントを持っていて、結構フォロワーもいてすごいよ、と教えてくれたりして、私は本気で「うちの子はプロゲーマーになるのだ」と思い始めていた、その矢先に、です。
息子は高校生になった途端、帰宅すると、勉強をするようになりました。
それまでゲームをしていた時間をゲームに置き換えた形です。
ご飯のときも食卓に参考書を広げ、起きている時間勉強ばかりするようになりました。
私は、息子に何が起きたのか分からず、黙って見守るしかありませんでした。
そうこうしているうちに、コロナのせいで休校になり、息子はますます勉強ばかりしていました。
結果として、中3の担任の先生の言うとおり、高校に入ると成績が伸びました。
その後しばらくして息子にどうしてゲームを止めたのか、聞いたところ、返ってきた答えが
「飽きた。」
でした・・・。
「僕は順位を競うのが好きなだけで、勉強で競う方にシフトした」そうです。
世の中のほとんどの人が同じことをやり続けることって難しいと思います。
逆にそれができる人が世界的な学者やアスリートやゲーマーになれるのだと思います。
だから、もし、ゲームだけをずーとやり続けることができる子がいたら、それは才能だと思います。大概の子は、ゲーマーを目指してストイックに一日中やるように指示したとしても1年もすれば嫌になると思います。
ゲームに夢中な子には、逆にお腹いっぱいになるほど思う存分ゲームをやらせてみるのもよいかもしれません。
あと、ゲームに夢中になっているとき、とくに男子に多いですが、邪魔されると我を忘れてキレる傾向があるように思います。戦闘もののゲームをしているときは本当にやばいです。
少しまえにも父親がゲームをしている息子に晩御飯だと言いに行ったら刺されて死んだ事件がありました。
何事にも極端に集中するタイプの子に注意するときは要注意です。
いろいろ書いてきましたが、あくまでも個人が感じた感想だし専門家ではないので、どうぞこういう考えもあるのだということで読み流してくださいね。
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