いよいよ定期テストシーズンですね~
順調に準備できましたか?
中学と高校で違う定期テスト戦略
対象:普通の公立学校に通っており、ガチ塾(サピ、早稲アカ等)には行ってない方向けです。
中学生向け
中学生にとっての定期テストは、ぶっちゃけ、やれば出来るテストであることを意識しましょう。
学校配布のワークと市販の教科書ワークを何回も何回も何回も何回も何回も
やるだけで、評定4はとれるレベルになります。
そういった問題で構成されるのが定期テストなんです。
ただ、子どもは同じ問題を繰り返しやるのが大嫌いなんです(笑)
繰り返しやりなさいと号令かけても、一切やらないのが子どもです(泣)
だから、塾では手を替え品を替え少しずつ違った問題を出したり、以前出した問題をさも新しい問題として出しながら、演習量を確保しているのです。
親塾やっていても基本は同じ。教科書レベルの問題演習量を確保しましょう。
そして最後に、教科書の単元末や巻末にある力試し問題をやる事
意外と盲点ですからね(笑)
高校生向け
高校生は、中学校とはまたアプローチが違ってきますよね。
目標が学校推薦を取りたいのか、一般受験なのか、理系志望か文系なのかで全く違いますから。
いちおう、ここでは共通テストを受ける前提として書きますね。
総論として、中学校と同じような定期テスト勉強では乗り切れません
高校の勉強はレベチなので、暗記したら点数に直ぐ結びつくなんて事はそうないですから…
定期テスト用に勉強するのではなく、あくまで大学受験を見据えた計画の中で、理解度定着のペースメーカーとして活用しましょう。
一番気をつける科目はやっぱり数学です。遅れは許されませんよ。
基本的には、学校の進度よりも2,3ヶ月
早めの進度で先取り予習をして、学校の授業で復習をしていく事です。数学の定期テストは定着度合いを測る絶好の機会です。
しっかりと考え方をマスターしていれば、問題ありません。点数よりもどんな考え方でその問題に臨んだか?
これが大事です。
次に、英文法と古文と社会です。
こちらは、基本的にはひたすら暗記です。
この膨大な量の暗記がスムーズに出来ると、早慶、マーチ、関関同立が見えてきます。
いちおう共テ受験を前提としていますが、やっぱり私大文系に相当数は流れると思うので、英語と社会の暗記分野は今から覚悟してやっておくべきです。
しっかりとした前提知識があってはじめて思考力問題が解けます。
従来の暗記力を一問一答で答えさせるような問題は減ってきてますけど、その分問題は高度化してます(泣)
そもそもの前提知識があるかないかで思考するレベルが違ってくるので…
日々の生活の中でスキマ時間を使って膨大な量の暗記を頑張っていきましょう!
定期テストはその定着度合いの確認です
あと、中学と高校での定期テストへの臨み方で大きく違う点として、
中学校では学校で習った範囲を繰り返し解きながら定着をはかりますが、
高校では、基本的にはオールシーズン勉強する中で、その定着度合いを定期テストを活用しながら測り、軌道修正していくというやり方になります。
しっかりとした理解とアウトプットを日頃からどれだけ鍛錬したか?
定期テスト期間だけチョロっと勉強するだけでは間に合いませんよ
高校生は大変なんですね(泣)