ドイツのお節料理! 日本ではお節料理はネットで買うもの? | 息子たちへの母の忘備録

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息子たちへ。母がいなくなって、ちょっと困ったことがあったら参考にしてね。母の忘備録日記です。

ただただ不思議なんです。
どうして日本に住んでいて、お節料理をネットでオーダーするのか?

 

 

 

 

またまたお友達のEちゃん。

毎年、お節をオーダーしていて、失敗したことが2度。
2度とも大晦日に間に合わなかったケースで、しかも一度は中身がスカスカだったって。

黙って泣き寝入るする様な人じゃありません!
まあ、彼女に責められた、その会社の担当者は泣くほど辛かったであろうと、、、

 

彼女は兼業主婦。
親の介護もあり、本当に忙しい。
仕事や介護で遅くなって家に帰れば、これまた夫の躾に失敗したものだから、ご主人様が仏頂面でお腹を空かせて待っている。

そんな時には仕事帰りにデパ地下に寄ってお惣菜を買って帰るのだとか。

時にはご飯まで買うこともあるらしい。

 

「デパ地下ってお高いんでしょう?スーパーじゃダメなの?」

これはおいしくないからダメと却下されました。

 

そんなものなのかなぁ、、、

 

忙しいし、お料理は嫌いだからと毎年お節をオーダーしては、美味しくないとか、ギリギリできてイライラしたとかぼやいてる。

 

彼女の名誉のために言うと、彼女のお料理はおいしい。
そしていつも品数が多い。
面倒なのに、何品も作るから大変なんじゃないかと聞いても、色々ある方が楽しいから、と。

 

ただ年末は仕事が立て込むし、親の介護、親のお正月の用意もあるからと、親の分と自分の分のお節をオーダーするんだって。

 

友達とはいえ、あまり人さまの家庭の事に口出しはできないから、ちょっとだけ聞いてみたんだけど、
「デパ地下に寄る時間があるのなら、前もってリストを作っておいて、お惣菜を買い集めてお節を作ればイライラしなくていいんじゃないか、と。」

 

だって、日本のデパ地下のお惣菜って、すごくきれい。
私は買うことは無いけれど、結構おいしいお店も出ているようなので、30日にデパ地下で買って冷蔵保存ってできないのかしら?

 

まあ、お値段のことは私には分かりませんけど。

なんか、クオリティにしても、お味にしても、冷凍のお節を自然解凍させて頂くよりは、きれいな塗りのお重に入れたデパ地下のお惣菜風お節の方がよっぽど美味しそうに思えるんだけどなぁ、、、

 

まあ、経験に私も一度、ネットでお節をオーダーしてみようかと思うこともありますが、これは日本に帰国しないとね。
まだ今の処、年末の帰国は無理だわーーー。

 

ドイツの我が家でもお節は作りますよ。
だって、デパ地下ないもん!!
 

私のお節料理は、ごく簡単に、一日で仕上げます。
色合いが地味で、見て頂くほどの物ではないけれど、これで誤魔化しています。

 

 

 


こちらで買う、冷凍のかまぼこは不味い!めっちゃ、不味い。
来年のお節には、かにかまを入れます。

 

お煮しめのレンコンは中国産の冷凍もの。
コブ締めは日本からの買い置き。
ブリは無いので、塩サケ。


ドイツの瓶詰イクラは、半端なく塩辛い。
来年は明太子の酒蒸しに変更。
 

今年は頂き物の数の子があったのよ!
来年用には無いから、これも明太子の酒蒸し。

 

写真には無いけれど、これに鴨の蒸し焼きが付きます。
 

海老の酒蒸しは、皆あまり好きじゃないので、今年からエビフライにしました。
そうそう、お煮しめや高野豆腐は元旦に温めて食卓に出します。
暖かい方が美味しいじゃない?

 

黒豆はみんな食べないので、和食スーパーで買った袋入り黒豆。

田作りは韓国産の小さなおじゃこを使います。

 

ずっと前にはこれに茶碗蒸しがついてたけど、朝からバタバタするのは嫌だから止めました。

 

夜はすき焼き!という旦那はん。
ドイツには薄切りの肉が無い。
肉を冷凍にして薄切りするのは大変だし。

 

「ご自分でご用意くださいね。出来たら一緒に食べて上げます!」

 

それでも今年は旦那はん、すき焼きを作ったわ!
割り下を使わず、お醤油とお酒とお砂糖だけで作る関西風すき焼きも上手になりました。
来年はどうなるんでしょうね。

 

まあ、元旦には家族みんなで乾杯できたら、それですべてOKということで。

 

今の主婦は忙しい。

無理せず、出来ることをやればいいんじゃないかしら?

 

皆さん、働きすぎないでね!

 

 

 


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