能登半島キャンプツーリング 1日目  平湯の森、雨晴松太枝浜キャンプ場 | 原付JOG(50cc)で旅に出よう!

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YAMAHAスクーター JOGでのキャンプツーリング日記。自分では特別なことをしている意識はないですが、旅で出会った方には大変驚かれます(笑)
キャンプ道具一式を積み12日間の旅をしたこともあります。工夫次第で原付でもロングツーリングを楽しめますよ。

 能登半島キャンプツーリング 1日目(2015.10.10)


キャンプツーリングでは、行程に幅を持たせるためキャンプ場の予約はしていない。
ただ、何処にどんなキャンプ場があるかだけは事前に調べる程度。
能登半島には海岸沿いにキャンプ場があるとのこと。
日本海を見ながら美味い魚を食べ、波音をBGMに酒を飲む。なんて贅沢だろう(笑)

これまでの経験上、湘南から飛騨高山までは休憩も含めて50㏄スクーターで約7、8時間。
いつものように朝出発していては、夕方までに日本海にたどり着くのは難しい。
今夜能登半島でキャンプするなら気合が必要!笑

ということで、合を入れて深夜1時半に出発
道は当然空いている。
星空を眺めながら箱根を走る・・・不思議な気分。

10月とはいえ、深夜なので川口湖辺りはとても寒い。
防寒対策として購入したラフ&ロードのウィンタースーツを早くも上下着込む。
朝7時には諏訪に到着したが、冷えが半端ない。。
コンビニでネックウォーマーとホカロンを購入した。


そのまま走り続けて、10時前に上高地に到着
安房峠から眺める山々の紅葉はとても綺麗だった。

11時に平湯に到着。 
まずは、目当てにしていた平湯温泉「平湯の森」で冷えたカラダを温めることにした。

  <平湯の森 駐車場にて>
 
バイクに疎いのでよくわかりませんが、右はBMWですかね??
こうして比べてみると、見事なほどに車体の大きさ、タイヤ太さが全く違います・・・
まるで大人と子供。
積載量だけはタメ張れそうですが。。(ステップにも荷物を置いてますので)

深夜1時半に出発して、平湯到着が午前11時。

ずっと寒いなか運転していたので指の感覚がマヒしてしまい、湯に手を入れても熱いの冷たいのかよくわかりませんでした・・
缶コーヒーで冷えたカラダをゆっくりと温める。
ふぅ~~。。癒されます(笑)


この平湯の森、露天風呂も複数あり、木造作りの内湯も立派。さらに広い休憩室まで備えていて、一日過ごせような感じです。。
星空を見ながらの露天はさぞ粋なことでしょう・・・
素泊まりも可能のようなので、いつか宿泊してみたいです。

1時間温泉でゆっくりして12時に平湯を出発した。

平湯から高山まではJOGで1時間の距離。
だが高山に寄ってしまったら能登半島到着が夕方遅い時間になってしまうので、今回は高山に立ち寄らず先を急ぐことにした。

R471で奥飛騨温泉郷方面へ進む。
交差点付近のスーパーJAに立ち寄り、今夜のBBQ用に飛騨牛を購入した。
行ったことある人ならどのスーパーがすぐに検討がつくかと思うが、飛騨牛の品揃えは豊富です。

再び出発。R41(越中東街道)で富山を目指します。
Yahooカーナビの音声に従い、富山市街をトコトコ進む。

3時半頃、ようやく能登半島の東の付け根あたりに到着した。
能登半島の周り方だが、反時計回りに回る予定。
(富山経由だとその方が便利というくらいで特に理由はない。)

しばらく走ると、氷見という海鮮が食べられる漁港があるはずだが、
まずは日本海を見てみようと、海岸に向かってJOGを進めた。

ちょっと進むと日本海が見えてみました!

と思ったら、海から樹木の生えた岩がのぞいています。
「え? これ、もしかしていきなり景勝地に来たのかな・・」

雨晴海岸 女岩という岩でした(↓)。

<能登半島で最初に見た日本海(奥に見えるは雨晴海岸 女岩)>
 (※写真の原付シート上のビニール袋は木炭3kgと飛騨牛、お酒類)


最後に日本海を見たのはいつだったろうか。。
初めてなはずはないのだが、思い出せなかった。

線路が海岸のすぐ横にあります(↓)
 <雨晴海岸 女岩と海岸沿いを走る線路>
 

海岸沿いを少し進むとJR雨晴駅があった(↓)。
  <JR雨晴駅>

ローカル路線と素朴な駅舎。
初めてなのに、どこか見覚えのある光景・・
TVの旅番組で紹介された駅でした。

時がゆっくり流れています。。 いいですね。 
人々も素朴な感じがします。
「のどか、ほのぼの」という言葉がぴったりな気がします。
早くも能登半島に来たことが実感。(ワクワク・・)

時がゆっくりと流れる場所には、威圧感のない原付が似合う感じがします。。笑



上写真のように、晴れた日には雨晴海岸から女岩の背後に立山連峰を望む風景が見られるようですが、今日はあいにくの天気・・
立山連峰はまたの機会にとっておきましょう。


雨晴駅から素朴な海岸沿いの田舎道をトコトコ進んでいると、雨晴松太枝浜キャンプ場の案内看板が出てきた。
初めて聞く名前だがまずは下見と、線路を越えて海岸へとJOGを進める。
簡素な砂浜のサイト。 悪くない。
夕方4時。いい時間になってきたので、今夜はここでキャンプをすることにした。

 <雨晴松太枝浜キャンプ場 (遠くに見えるのは相棒JOG)>
 
30分でテント・タープ設営完了。
ワタクシ以外に4つテントが海岸沿いに張ってあった。

原付で15分ほど走ったところにスーパーがあるとのこと、買い出しに出かけた。
スーパーで驚いたことは、海鮮の取り揃えが豊富で安いこと。
さすが日本海に突き出した能登半島だと思った。

飛騨牛は買ってあったので、すずきの刺身を購入した。


原付でキャンプ場に戻ってみると、海岸が夕陽で赤く染まっていた(↓)。
 
<夕陽で赤く染まる雨晴松太枝浜キャンプ場の海岸 ※加工はしてません> 

う~ん、美しい光景だ。。
曇り空でも夕方はこんなに綺麗になるですね・・
湘南の海はここまで赤くなることはまずないでしょう。
やはり日本海は少し違う印象です。

海岸沿いのベンチに座り、ビール片手に赤く染まる海を見ながら黄昏るオヤジでした。。


能登半島は思った程寒くなく、むしろ暖かいくらいでした。(海があるからかな・・)
内陸の諏訪や山梨の方がずっと寒かったですね。


夜は波音を聞きながら、一人BBQ。
今夜のBBQ食材は、 奥飛騨温泉郷で購入した飛騨牛(上カルビ&すじ)と先程スーパーで買ったすずきの刺身

  
  肉食男児のBBQに野菜はありません。笑

「すじ」のBBQは初トライですが、脂分多くてなかなかの味。
もちろんすずきの刺身も美味しかったです。
美味しい魚を安く食べれる能登半島の人が羨ましいです。


湘南を深夜1時半に出発して、キャンプ場に着いたのは夕方4時。
ハードな一日でした。。
(確か当時はフルスロットルでも最高速が53kmでした)

これが原付2種(125㏄)だと、高山で散策する時間とかもできるんでしょうね・・・


日本海の波音をBGMに早めの眠りについた。
 

<1日目の走行データ>
■出発時メーター:××,839km      
■到着時メーター:××,253km
■本日の走行距離: 414km
■天候: 曇り
 

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