OYAIDE TUNAMI GPX 1.8m 電源ケーブル 日本 2005年頃 \32,400
海外製の数十万の高級ケーブルと基本性能だけなら十分に渡り合える
OYAIDEの傑作ケーブル。怒涛の津波のような勢いで押し寄せてくる。
硬質でがっしりした質量感を伴った重低音。音の輪郭線が非常に明瞭で、
S/N比が高い。重低音が凄く出るがヌケが悪くならない。
高域の伸びや切れも最高でハイファイで物理特性重視の音。
ボーカルはクリアーだが少し表情が冷たくなりつまらなくなる
立体的で切れのある表現力と力強さの高度な表現力は素晴らしい。
切り売りではおそらく最強だろう。絶版となったPCOCC-A導体は
銅の中でも特に硬く、導体ももっとも太い部類なので、自作の際は導体の
ねじ込み穴の中央にネジが通ってるプラグだと苦労する。線材をバラして伸ばして
二本に分けて先の細いラジオペンチで撚って行かないと通常の電源プラグに挿入は
できないだろう。柔軟でニュアンスに富んだボーカルの表現や包み込まれるような
柔らかさは苦手としていて、音楽の表情の硬さが気になり、冷たく感じる音である。
全く同じ導体を使いアース線が削除された廉価版のTSUNAMI NIGOが存在する。
低音のキレやヌケのよさ、制動力を重視したいときにこの価格帯ではベストの存在となる。
既にディスコンのケーブルで恐縮ではあるが、自作の際はHUBELL HBL8215Cの
電源プラグやFURUTECH FI-15CEインレットでしたらギリギリですが二股に分けずに
線芯を挿入する事ができた。逆に言うと殆どの電源プラグは線をニ分割して
先をハンダ付けで固定するなどの処理の手間が必要である。V2は未聴です。
導体:TUNAMI(PCOCC-A導体)■電源プラグ・コネクター: P-046/C-046
(金+パラジウムメッキ) SPECIAL EDITION ■定格:125V/15A 電気安全法準拠
TSUNAMI NIGO ●導体:PCOCC-A ●線径:5.5Sq(69本/0.32mm)
●構造:2芯キャプタイヤ構造 ●絶縁体(内部):高分子ポリオレフィン
●絶縁体(外部):電磁波吸収体混入高分子ポリオレフィン
●外装:ポリウレタン ●シールド:1層→電磁波吸収体 2層→半導体(カーボン)
層 3層→銅箔テープ ●外径:14.0mm ●定格:600V/30A E 認証品