FM Acoustics 製品の国内販売は2017年9月より、特約販売店限定 | 禁断のKRELL

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★★お知らせ★★

 

FM Acoustics 製品の国内販売は2017年9月より、特約販売店限定となりました。
ご試聴、ご相談、ご用命は以下の特約販売店にて承ります。
(株)のだや / (有)カマニ / FOR MUSIC COMPANY / オーディオスペースコア (順不同,2017年9月5日現在)

 

→ [ FMアコースティックス製品価格表 ] ←

 

 

 

FM製品は常時展示してくれる理解のあるお店以外では取り扱いができなくなりました。

これはFM製品を多く売ってくれた取扱店の保護とともに、

「音を聴いてもらえば、FMのよさが分かってもらえる」 という思いもあるでしょう。

取扱店が無闇に増えると、必然的に価格競争が始まる。周りを出し抜き、利益を削ってでも

廉売を始めるところが出てくるので、結果的にブランドの価値が揺らぐ。良い製品なのに

利益が出なくなる。アキュフェーズなんかも黙ってても売れる人気ブランドですが、

axissと同様に取り扱い店を絞り込む傾向があります。昔はサウンドピット、逸品館、吉田苑、

ダイナミックオーディオなどでも取り扱いしてたんです。全国に沢山の取り扱い店が

ありました。発売時から二倍前後の値上がり、あるいは三倍も値上がったものもある、

これでは多くのファンは付いていけない。しかし、音は良い。

問 「FMってどんな感じ?」 私 「強靭で、壮絶な世界」 ホーン野郎には、最終回答でしょ。

ただ、美音系スピーカーをきわめんとしている人は真空管に行ってしまうかも知れない。

威風堂々とした鳴りっぷりの立派さではFM411が圧倒的に優っているが、

中高域の色彩感や表情の豊かさではMRE130に敵わない。バラードなら真空管に負ける。

150kgもあるような巨大なスピーカーや、あるいは中型でもパワーを突っ込めるような

スピーカーを豪快にフルスイングさせるような鳴らし方をするなら、FMが一番でしょ。

こういう使い方をする向きには、VIOLAとか、Constellation audioも向いています。

FMと比べると薄くなってしまうけど、鮮度感では上回るし、演出感があるので味気なくならない

この二つはよく躾けられた大人しい現代オーディオの中にあっても、かなり激しく鳴ってくれます。