30代にカール・ロジャーズのカウンセリング技法を学んで以来カウンセリングというのは対面でやってきた。対面というのは、クライエントさんの非言語的な部分まで把握できるので、私としては直接会ってお話をするシチュエーションが一番自分にあっていると思っていた。

 ところがここ2~3年のコロナ禍で、カウンセリングの様態が変わった。いわゆるオンラインカウンセリングというやつで、例えばZOOM等でお話をするという訳なのだが、当初は面食らったものの、それはそれでカウンセリングが成立するものだということが分かった。

 最近はカウンセラーさんとの交流が増えてきて、いろいろと教えて貰うことも多いのだが、その中で電話専門の人(例えば「命の電話」みたいなの)もいれば、SNSと言ってメール専門でカウンセリングをしている人がいるということを知った。

 私自身、対面のカウンセリングでも、必要に応じて電話で話したり、メールを交換したりということはあったが、それはあくまで補助的手段であってメインになることは無かったのだが、今は、カウンセラーと言ってもそれぞれ専門の人がいるんだなということを教えて貰った。

 話をしていて面白かったのは、電話専門の人は対面のカウンセリングの感覚がなかなか掴めなくて苦労しているようで、そう言う意味ではやはり「餅屋は餅屋」なのかなと思ったりもした。

 SNSに関しては、これは聞いた話だが、お国が随分と後押し、即ち力を入れているようなんですね。実際この忙しいご時世に、わざわざ時間を使って高いお金を払って面談するなんていうのは敬遠されるのかもしれない。それよりメールの遣り取りで問題が解決するのならその方が一番いいのだろうと思う。

 特に最近は生成AIの著しい進歩で、メールどころか、自分がパソコンに悩みを打ち込めば、その場ですぐに返答が返って来るという時代が、もう目の前まで来ている。

 時代は恐ろしい早さで変わっているようだ。

 今回の表題の「SNSカウンセラー」というのは、メールでもいいんですか?、という問い合わせがあったので、さてどうしたものかと思ったので、書いてみることにした。

 要望者がいるのなら、無碍に断るのもどうかなと思ったし、またクライエントさんの選択肢の幅が増えるのはいいことかなとも考えて、やってみることにした。

 ただ少し厄介なのは、メールならともかくSNSというジャンルになると、例えばLINEでチャットなんていうやり方もあるそうで、さすがに私もスマホを握りながらチャットは無理だよな、と思った次第だが、このことを息子に話すと、LINEはWeb上でも出来るよ、と言われた。ということは私はキーボードを叩きながらお話をするということになる。そんな光景を頭に描いてみた(笑)

 時代はどんどん変わるが、この私がついていけるのかどうか? またひとつ悩みのタネが増えた。