油圧計と慣らし運転と | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

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○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

最近走っていると、どういうワケか散歩中の犬にガン見されることが多いんだけどなんでだろうw。

皆さんは500に乗っていてそんなことありませんか?

 

 

 

慣らし運転

ダメ出しチェック中のMEX号。

 

 

 

さて、前回の諸々復旧時にエンジン交換後のタイミングで油圧センサーの故障かも?という嫌な状況になってしまったMEX号。

それが本当にセンサーの故障なのか、それともまたまた早々に油圧系にトラブルが発生したのか…。

今までのエンジントラブルはどういうワケか2回とも油圧系のトラブルによるものなので、

「やっぱり油圧センサーを交換して確認しないことには走れないよな…。」

と、運転を躊躇していたのでした。

そんな状況を某SNSで騒いでいたところ、またしてもスシオさんから救いの手が!

 

 

 

ということで今回は

油圧計と慣らし運転と

でございます。

 

 

今回スシオさんから譲っていただいたパーツは

こちら。

油圧センサーと油圧計。

警告灯センサーとクランクケースの間に

油圧計用のセンサーを挟み込むタイプ。

 

警告灯だけのノーマルなセンサーを

購入しようと思っていたら、

「このセットがあるけどどう?」

という、

まさに今の状況にはピッタリなお誘いが^^。

もしかしてMEX号の状況を見越して

予め取っておいてくれた?

いやいやまさかねww。

 

スシオさん、

ありがとうございました!

今度呑む時はおごらせていただきますw。

 

 

 

ということで先ずは観察から。

 

警告灯のセンサー端子は

ノーマルと一緒で250型平端子。

 

 

 

油圧を測定するセンサーも同様の平端子。

これが油圧計へ信号を送るのですね。

 

 

 

油圧計には沢山の端子ががあるけど

同じく全て250型平端子。

 

端子の表示とランプの位置から

各端子の接続はこうだと予想。

で、

右上の警告灯は

警告灯センサーと繋ぐのだけど、

警告灯センサーは前回の確認により

マイナスの信号なので

MEX号の場合は

こういう配線で良いとみた。

 

*素人考えなので、

参考にする場合は自己責任で。

 

 

 

そして早速取付けようとしたものの、

ネジ山が今ひとつ良くなくて

手締めで入らなかったので

ダイスを通しているところ。

うん、

やっぱり新品だから大丈夫と

思っちゃイケナイのねw。

 

 

 

ノーマルのセンサー同様に

21mmソケットで取付けて、

とりあえず警告灯配線だけ復旧。

これでイグニッションキーを

オンにした段階で

無事に警告灯が点灯。

そしてエンジン始動後には

警告灯が消えたので一安心。

 

500Rの場合、

センサーの向きはこの様に斜め下向きか

これの180°逆向きとなる

斜め上向きなら付く感じだったけど、

斜め上向きだと

油圧を測定するセンサーからの配線が

エキパイに近くなってしまったので

こちらの向きにしました。

これでサーモのフラップとも

干渉はしませんでした。

 

この後試運転をして

センサー取付け部からの

オイル漏れが無いことを確認。

 

その他にも

キャブレターからの

ガソリンの漏れの有無や

ファンベルトの張り具合や、

点火時期の確認などもしつつ

翌日も慣らし運転。

 

続いて昨日

油圧計を付けるなら

この自作のコンソールパネルも

また作り直したい。

そしてどうせなら油温計も

セットできる様にしておきたいと思い

型紙をいくつか作って

検証。

 

これだと幅はコンパクトだけど

下に大きくなるので

ハンドアクセルに

アクセスし辛いことと、

見た目的に

バランスが今ひとつだったので却下。

 

 

 

こちらは高さは抑えられるけど

幅がちょっと広くてしっくりこない…。

ので

切り刻んで再レイアウト。

 

 

 

1cmほど幅が詰まったら

だいぶ良い感じになった。

これを元に再考することにして、

先に油圧計だけ取付け始めることに。

 

 

 

油圧センサー側の配線。

 

今回警告灯は、

メーター内と油圧計の両方を活かすので

警告灯の信号線は

右側のグレーと青の2本。

左の緑は油圧計のGへ。

 

 

 

あとは先の配線図に則って

ひたすら配線し、

熱対策にと

気休めのコルゲートチューブを被せ

リアシートも外して引き延ばし

やっと完了したところ。

後付け照明などが多いこともあって

結線がすげー面倒だった^^;;。

 

 

 

さて、

ちゃんと動いてくれるかな?

と、

いつもの如く

ドッキドキのエンジンスタート!

 

 

 

おお!

ちゃんと動いたぞ!w

 

 

 

イグニッションキーオンで

メーター内と油圧計の警告灯点灯。

エンジンスタートで

針も無事に動いたけど、

さて、

油圧ってどのくらいが標準なんだろうと

ヘインズのマニュアルを見てみると、

110Fエンジンで

2.5〜3kg/sq cmとある。

126のマニュアルでは

100℃で?2.5〜3kg/sq cmの表記。

 

 エンジンがまだ暖まっていないけど、

動画だと最後の方で2.8bar辺りで安定。 

1kgf/cm²=0.98bar だそうなので、

単純化してざっくり1kgf/cm²=1bar

と考えるとわかりやすいか。

あとは走ってみてどうなるか。

ということで

そして本日100kmほど走行。

途中で油圧計を幾度か見たけど

40kmほど走った辺りからは

アイドリングで1.2bar。

60km/hで走行中は

1.8〜2.0bar程度の表示。

 

 

 

途中で20分ほど休憩し

再始動したら2.0barだったけど、

家に着いた頃は

やはりアイドリングで1.2bar程度に。

…うん、

よくわからんww。

けど、

メーターの針がストンと落ちたら

ヤバいということだけは

わかりそうだw。

同じメーターを付けている人がいたら

どんなもんなのか聞いてみよう^^。

 

*油圧計はスマホに使っていた

グリップで仮置き中^^。

 

 

でね、案の定こんなの付けるとやっぱり気になりますねw。

う〜ん、知らぬが仏が正解か?

でもなぁ、油圧はトラウマ状態だからなぁ^^;;。

 

 

 

油圧計と慣らし運転と_END