Coppa Di Tokyo 2014_5 | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

Coppa Di Tokyo 2014_5

BUGATTI&MORGAN系&その他です。


BUGATTI T35B (1927)

何度見ても凄いブガッティーです。
各種イベントに参加されていますので有名ですね。



このタイトなボディーで2座席ですから、ボディ右側にはレバー類がはみ出しています。










AUSTIN 7 Special (1936)

実は車名がなかなか分からなくて・・・まさか元が乗用車のオースチン7だったとは思いませんでした。
隣のBUGATTI T35Bよりもふた回りほど小さいオースチン7 スペシャル。
前回UPしたメッサーシュミットよりも小さいサイズに感じました。
さすがにレーシングカーなスペシャルなので、ボンネットサイドにキャブレターとマフラーが出ています。



美しい仕上がりのオースチン 7 スペシャル。
フィッシュテールなマフラーに時代を感じます。



人が乗るとこのサイズ感!
奥にはBUGATTI T22/T13 (
1925 )が見えますね。






MORGAN 3 Wheeler

今年は3台のモーガン3ホイーラーが参加していました。



まるで航空機のようです。



上のとは別のモーガン。
3台のモーガンは三者三様で、エンジンやボディー形状も異なっていました。
それでもどこから見てもやはりモーガンだとわかりますね。
ライニングも丸出しです。



ピカピカに磨き上げられたエンブレムとラジエターキャップ周り。
(って、ピントが合ってないですが・・・)



一番手前のモーガン。
んんん~?なんか違和感が・・・。



と思って近づいたら、ラジエターキャップがこう!
ケトルが乗っかっていました。
なるほど、蒸気がでそうです(笑)。
面白い遊びですね。
対照的にヘルメットが恐い!



そしてスペアタイヤはここ!





さて、虫系は次回として、ここからはやっぱりUPしておきたいクルマ達を。


JAGUAR XK&E-TYPE

このXKもとても美しい仕上がりでした。
ブラックボディーにメッキパーツが良く映えますね。

JAGUAR_3





AUSTIN HEALEY SPRITE

個人的には”元祖ライトウェイト”のカニ目君。
この使い込まれたカニ目のオーナーさんは、小さな息子さんと参加していました。
親子で参加というのもなかなかいいもんですね。






LANCIA FULVIA Coupe

60~70年代のラリーで、フルビアHFの活躍を覚えている人も多いのではないでしょうか。
こちらはHFではありませんが、このボディーラインがいいんです^^。






LANCIA STRATOS

MEXが小学生の頃に起こったスーパーカーブーム。
ランチアと言えばストラトスでした。
Dino246のエンジンを搭載した、この直線的なエッジの効いたマシーンに憧れて、幾つプラモデルを作ったことでしょう(笑)。
未だに色褪せることのないこのデザインは、ハイパフォーマンスなスポーツカーに対する、一つの解答だったのではないだろうかと思っています。



まるで空気を切り裂くようなデザインです。







MATRA BONNET DJET V (1965)

こちらはとてもレアなマトラ・ボネ・ジェット5。
調べてみたら、元はフランスのルネ・ボネが製作した、世界初の市販車としてのミドシップカーとの事。
その後、マトラ社がルネ・ボネを買収して販売したクルマだそうです。






PANHARD Dyna X

こちらも一度見たら忘れられない、強烈な顔つきのパナール・ディナ。

先の Coppa Di Tokyo 2014_2 でUPした DBセブリングは、パナール・ディナからエンジンなども流用したのだそうです。
1950年代に製作されたようですが、猛烈に力の入ったデコレーションで、有無を言わせぬ迫力すらありました^^。



対してリアは思いの外シンプル。
ドアノブの付き方から、Bピラーを軸にして前後のドアが開くようですね。





PANHARD 24

同じくパナールからもう一台。
名前はそのまま24です。
先のディナと比べてこちらは流れるような近未来的なデザイン。
どうにもシトロエンDSやGSとデザインイメージが被るなぁと思い調べてみたら、
パナールというメーカーは世界最古の自動車メーカーで、その後1955年に経営不振からシトロエン傘下に入り、やがては吸収されのだそうです。
なのでシトロエンに通じるものがあって当然だったのですね。
う~ん、ワイパーの付き方が面白い^^。



トランクフードとテールレンズ周りのデザインには高級感があり、知的な印象を受けました。





PANHARD PL17 (1960)

パナールネタが出たところで、前回のCoppa Di Tokyo 2013での一台。
こちらもユニークなデザインですが、こうして見ると、ディナから24への進化の途中といった感じがします。
フランス車も楽しいなぁ。
あっ、こちらもワイパーが左右に開いている^^。


Coppa Di Tokyo 2014_5_END

次回でCoppa Di Tokyo 2014ネタは最終回。
Coppa Di Tokyo 2014_6
イタリアの虫系へと続きます。
大好きな赤い小さなスポーツカー達です。