村本大輔 | ヨシフのブログ

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なんのポリシーもなくブログはじめたら
本、映画、TV、アート、音楽について
思い出すこととか書いてました。

ドキュメンタリー映画

「I am a comedian」を見ました。

 

村本大輔という人は

一般的な「芸能人」の枠に入らない人だと感じました。

 

「肩をすくめるアトラス」を

何か月もかかって読み進めてきたので

解釈が偏っている可能性もあるのを踏まえての感想です。

 

この本では「たかり屋」という人たちが跳梁跋扈する。

「たかり屋」たちと

その取り巻きがつくる世界を嫌悪する気持ちが

自分の初期設定になってしまっているのです。

 

どんな共同体でもそうなのでしょう

「たかり屋」の影響下で

いかに上手に振る舞うかが

世渡りだと思っている人はいるものです。

芸能界でそうでない

村本氏のような人は異端なのだ。

また一つの業界に長くいればいるほど

自己正当化は増すばかりなのではないか。

 

村本氏はそれが我慢できないのだ。

彼の発言の好き嫌いは別にして

村本氏を応援する人も

世界を覆う説明しがたい気持ち悪さを感じていて

それが自分だけでないことを確認したいのだと思います。