橘玲「スピリチュアルズ」から引用
p122
DMN(デフォルトモード・ネットワーク):
なにかに注意を向ける必要がなく、精神的タスクがなにもない
(略)
私たちの心がふらふらとさまよう ー白日夢を見る、
思いを巡らす、過去を振り返る、
反省する、不安を抱くー 場所
(略)
対応するのが、外界から注意喚起されるたびに活性化する
アテンショナル(注意)・ネットワークだ。
この2つのネットワークはシーソーのような関係にあり、
一方が活性化しているときは他方は沈黙する。
p288
サリエンシー:
salience は「突起物」で、そこから
「目立ちやすさ」「重要性」「顕著性」の意味に
転用されるようになった。
p289
私たちは成長とともに、
世界を理解しやすくするためのモデルを構築していく。
これは「世界の概念を単純化し、抽象化し、
特定の体験をもとに、
広く適用される一般原則を練り上げる」ことで、
たいていの場合は役に立つが、
決まりきったパターンでしか
考えられないことににもなりかねない。