我が家にはわん‘s 3、にゃん‘s 2、 リクガメ 1、めだかー‘s 不特定多数…の家族がいます。
今回はその、わん‘sの話…。
3匹のうち、現在の一番最後に家族に仲間入りしたのは葉月。
通称、はづ です。
現在推定2歳になる推定ラブラドールのmixと思われる女の子です。
『推定』が多いのは、彼女は愛護センター出身だから…。
愛護団体に引き取られ、我が家に迎えた保護犬だからです。
以前から、様々なご縁があり、動物愛護の支援をさせていただく機会があったのですが、
昨年、家族一同、ボランティア活動で保護犬のお世話をさせていただく機会があり、
その活動の中で出会ったのですが、彼女、葉月です。
当初、あくまでボランティアに参加させていただいているのであって、すでに2匹の犬、2匹の猫がいた我が家で、新たに迎えることは考えていませんでした。
ですが、数回通わせていただくうち、以前からうっすらと浮かんでいた思いが、形を作っていくような現象が起きました。
それは『アニマルセラピー』…。
愛護センターから来たばかりの子は、恐怖感が残り、恐怖感をあらわにする子も少なくないですが、
はづも、拒絶感は強く感じないものの、出会った当初、とても臆病に見えました。
それは保護犬特有のもので、トラウマが強く残る子もいるのですが、多くのわんちゃんたちが、保護団体施設にいるうちに、犬好きの優しく愛あふれる方々の支援があり、薄れていきます。
はづも例外ではありませんでしたが、まだ完全に心を許しきれない壁のようなものを感じました。
『我が家に迎えたい』
そんな考えがよぎりましたが、家族のことも考え、言い出せずにいました。
と、いうのも、
アニマルセラピーは、人間に向けてのものと思われていますが、
実は、動物たち、特に犬に、実はとてもメリットのあるセラピーでもあるから…。
愛玩動物を撫でるとき、見つめ合う時、人間側にはまず、幸せホルモンと言われるオキシトシンの分泌が増えると言われています。
逆に、犬側にも、同じように撫でられるとき、愛を持って見つめられた時、オキシトシンの濃度が上昇したとの学術があります。
傷ついた人間の心も動物たちの心も、双方にとって癒しになるアニマルセラピー…。
一番いい形で進められないか…。
以前からあったその考えを、形にしていけないものかという思いを、拭いきれなくなっていました。
『さすがに(もう1匹は) ないよね…(^_^;)』
ダメもとで家族に切り出してみると、
『そう来ると思ってた』
意外な返事でした。
それでも、成犬を、しかも人間に恐怖感を持つ保護犬を迎える資格が私たちにあるのか…。
何度も何度も家族会議でした。
家族会議とはいえ、『迎えない』という選択肢のない会議だったので、あまり時間は要しなかったのですが(^_^;)
現在、そんな葉月も我が家で2年目となりました…。
長くなってしまったので、この続きはまた…(^ ^;)A