◆東京六大学野球秋季リーグ戦第4週第2日▽東大4-1慶大(6日・神宮)

 東大が慶大に勝利し、昨秋の法大2回戦以来1年ぶりの白星。連敗を18で止め、1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 先発した鈴木太陽投手(4年=国立)が緩急を生かした投球で6回1死までパーフェクト。代打の丸田湊斗外野手(1年=慶応)に四球を与え、東大の投手として史上初の完全試合を逃したが、後続を断った。

 7回1死からは水鳥遥貴(4年=慶応)に中前安打を許し、東大投手としては1927年春の立大2回戦で東武雄投手が成し遂げて以来、97年ぶりのノーヒットノーランはならなかったが、その後も力投を続け、3安打1失点で完投勝利。18連敗に終止符を打った。