パリ五輪開会式

 パリ五輪は26日(日本時間27日)、セーヌ川沿いで開会式が行われた。夏季五輪としては史上初めて競技場外で開催。超異例といえる船を使った入場行進となった。

 フランス語のアルファベット順で登場した日本は93番目に登場。旗手はブレイキン男子の半井重幸、フェンシング女子の江村美咲が務めた。ただ、かつてない演出とあって国際中継に映るのは各国ともほんのわずか。左右に選手が分かれて手を振ることもあり、顔も認識しづらい側面もあった。日本時間午前2時半に開会式が始まり、日本が登場したのは午前4時過ぎ。

 ネット上には「日本見逃した」の声も多く、「ここまで起きたのに…」「少し目を離した隙に」「1時間半起きてあの一瞬……」「うつらうつらしてたら、日本は終わってた」「待ったわりに…」「誰が旗手なのかも、誰一人認識できなかった」「ほとんどの人の顔分からんかった!」「トイレ行ってて日本の番見逃した」「タイミング悪い」と悲鳴が上がった。

 花の都パリでは1924年以来、100年ぶり3度目の開催。32競技、329種目が実施される。スローガンは「広く開かれた大会」で、環境に配慮した五輪を目指している。