だれかに教えたいこと

 

 

大相撲名古屋場所12日目(25日、ドルフィンズアリーナ)新関脇大の里(24)はかど番の大関貴景勝(27)に逆転の上手投げで7勝目。「集中できたので良かった。残りもやることをやって頑張る」と前を向いた。一方の貴景勝は痛恨の7敗目で崖っぷちに追い込まれた。大の里を土俵際まで追い込んだが、右へ動いた相手の上手投げに屈した。かど番脱出には残り3日を全勝する必要がある。

NHKでテレビ解説を務めた境川親方(61)=元小結両国=は「一つ厳しいことを言わせてもらえば、貴景勝は自分の相撲を取りにいってますよね。大の里に今後、大きく伸びてもらうためにはね、やっぱりもっと前に大関に堂々と自分から向かって、前で勝負つけてもらいたい。そうしたらこの人はもっともっと大きくなりますね」と期待していた。

■大の里 泰輝(おおのさと・だいき)本名・中村泰輝 平成12年6月7日生まれ。石川・津幡町出身、二所ノ関部屋。経験者の父の影響で小学1年から相撲を始め、新潟・海洋高から日体大に進んで1年で学生横綱。3、4年で2年連続のアマチュア横綱。令和5年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏み、所要2場所で新十両。6年初場所新入幕、夏場所新小結。

 

 

 

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