警察は、事務所荒らしなどを繰り返していた疑いで逮捕された男の捜査が終結したと発表しました。37件の犯行で、被害は約255万円相当に上っています。

警察によりますと、新潟市西区の無職の男(35)は、4月12日に盗みを働く目的で上越市の会社事務所に侵入したところを現行犯逮捕されていました。余罪を調べた結果、2023年2月ごろから2024年4月ごろまでにかけて、新潟市や上越市・妙高市・佐渡市、さらに長野や愛知で閉店後の飲食店や会社事務所への侵入を繰り返し、金品を盗んでいた疑いが判明しました。仕事の出張で訪れた際などに犯行に及んでいたといいます。

現金や財布や食料品などを盗んでいて、明らかになった被害は37件で合計105点、約255万円相当に上っています。男は、すべての犯行を認め、換金目的や食費などに充てていたと話しています。