だれかに教えたいこと

 

20年ぶりとなる新紙幣が3日に発行され、流通が始まる。肖像は、1万円札が「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一、5千円札は女子高等教育の先駆者の津田梅子、千円札は細菌学者の北里柴三郎となる。実際に金融機関で新紙幣を入手できるのは4日以降になるケースが多いとみられる。

 新紙幣は今年度末までに、国立印刷局から日本銀行の本支店に約75億枚が納入される見通しだ。ただ、各金融機関は3日以降に日銀から新紙幣を受け取り、順次、各店舗に運び込むため、すぐに旧紙幣を新紙幣と交換できるとは限らない。三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクでは原則として、4日以降に店舗での取り扱いを始めるとしている。

 警察当局は新紙幣発行に便乗した詐欺を警戒している。警視庁によると、東京都内では3月以降、金融機関職員を装った人物から「古い紙幣は使えなくなるので交換する必要がある」などと電話を受けた高齢者4人が、自宅を訪れた人物に計約1500万円をだまし取られる被害が確認されている。警視庁幹部は、「旧紙幣は引き続き使えるので、不審な電話には注意してほしい」としている。

 渋沢が設立した日本初の株式会社「第一国立銀行」を源流とするみずほフィナンシャルグループの木原正裕社長は2日、記念イベントで「(渋沢の)DNAを継ぐみずほの一員として、とても誇らしく思う」と述べた。

 

 

 

 

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