<カブス1−11メッツ>◇21日(日本時間22日)◇リグリーフィールド

カブス今永昇太投手(30)が、11安打10失点1四球3奪三振で3回0/3で降板し2敗目(7勝)を喫した。

直球、変化球ともに、この日は今季の平均より球速が落ちていた。フォーシームは今季平均91・8マイル(約148キロ)だったがこの日は90・1マイル(約145キロ)。スプリッターは今季平均83・2マイル(約134キロ)だったがこの日は82・2マイル(約132キロ)。スイーパーは今季82・0マイル(約132キロ)だがこの日は80・1マイル(約129キロ)となるなど、すべての球が遅かった。

今永は試合後の会見で地元メディアに、球速が落ちていたことの影響を聞かれ「前回も序盤はちょっとストレートの球速を落として、前回の最後の7回に93マイル(約150キロ)とか、最初は落としめで徐々に上げていくというプランニングだったんですけど。今回もまた同じように入っていって、今回は自分がエンジンをかける前にというか、その前に打たれてしまったので」と説明。「対策されたときに次はこうしなければならないという、自分の工夫をまたするべきだと思いますね」と話した。