◇21日 中日1―0広島(バンテリンドームナゴヤ)

 中日は接戦を制し、再開したリーグ戦を白星でスタートした。先発の高橋宏斗投手が、7イニングを4安打無失点で今季4勝目を挙げた。

 高橋宏は150キロを超えるストレートとスプリットでスコアボードにゼロを並べた。7回は1死二、三塁のピンチを背負い、打席には代打の切り札・松山。2球目の153キロ直球で遊ゴロに打ち取り、まずは三塁走者・野間を本塁タッチアウト。続く菊池をスプリットで空振り三振。広島の先発左腕・床田との投げ合いで力投した。

 打線は「1番・中堅」で出場したオルランド・カリステ内野手が3回に先制の6号ソロ。先頭で床田の真ん中に入ったツーシームをたたくと、完璧にとらえた打球は左翼スタンドへ飛び込んだ。4試合ぶりとなる一発が決勝点となった。