北朝鮮が日本政府に通告した「衛星」の打ち上げ期間が4日午前0時に終了した。初日の5月27日夜に失敗したが、北朝鮮側は年内に3基を打ち上げる計画を明らかにしており、日本側は警戒を続ける。

 林芳正官房長官は3日の記者会見で「今後も発射を強行する可能性はある。米国、韓国とも緊密に連携し、必要な情報の収集・分析、警戒監視に全力を挙げる」と強調した。北朝鮮は打ち上げに失敗した後も、複数発の短距離弾道ミサイルを発射するなど、挑発行為を繰り返している。