<大相撲:石浦引退相撲>◇1日◇東京・両国国技館

西前頭2枚目の豪ノ山(26=武隈)が、埼玉栄高時代の同級生で看護師の一般女性(25)と結婚したことを明かした。婚姻届は大安の4月23日に東京・大田区に提出。「向こうは柔道部。高校時代から同じクラスで、ずっと仲が良かった。卒業してからも、たまに会う仲の良い友だちでした。付き合い始めたのは1年ぐらい前。『結婚しようか』と自分から言いました」と、なれ初めを明かした。夫人は妊娠しておらず、都内で新婚生活を送っている。

埼玉栄高の先輩でもある師匠の武隈親方(元大関豪栄道)に結婚したい意向を伝えると「ええやん」「おめでとう!」と、手放しで祝福されたという。豪ノ山は「しっかりと気を引き締めて、よりいっそう頑張らないと」と、力強く話した。

まげを結ってもらいながら取材に応じている途中、床山から「ずっと好きだったんだろ。それを言った方が奥さん喜ぶよ」と、たきつけられると、みるみるうちに赤面し「そうです。ずっと好きでした」と、照れ笑いを浮かべながら白状した。日常生活は、昼食が部屋でのちゃんこで、夕食が夫人の手料理。夫人の手料理の好物を問われると「何でもおいしいですよ」と、うれしそうに話した。披露宴は未定。「何人というのはないですけど、子どもはほしいですね」と、家族が増える日が待ち遠しい様子で話していた。