(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム3ー4DeNA、2回戦、DeNA2勝、1日、エスコン)日本ハムは3ー3の九回、抑えの田中正義投手(29)がDeNA・牧に勝ち越しの6号ソロを被弾。逆転負けでカード負け越しが決まり、チームは今季20敗目を喫した。試合後、新庄剛志監督(52)は「打者に打ちやすい球になっている。(直球の)ホップ成分が足りていないところを修正してもらうためにポジションを変更して」と3試合連続失点となった右腕の配置転換を明言した。

前夜もオースティンに147キロの直球を同点弾とされ、この日も牧にカウント3ー1から151キロの直球を左中間席へ運ばれた。田中正の今後のポジションは未定で抑えは打者や状況によって日替わりで登板投手を選択していく予定。指揮官は「良くなったらまた戻す。投手コーチと相談してもらって、いろいろ話し合って、いいときの正義君に戻るまで」と右腕の奮起を願った。