米大リーグ、ブレーブスは26日(日本時間27日)、ロナルド・アクーニャ外野手がパイレーツ戦で左膝のACL(前十字じん帯)を完全断裂し、手術を受けるため今季の残り試合を欠場すると発表した。

 アクーニャはこの日行われたパイレーツ戦の初回に二塁打で出塁した後、二塁牽制で帰塁する際に左脚を痛めて途中交代していた。

 ベネズエラ出身のアクーニャは18年にメジャーデビュー。111試合で打率・293、26本塁打、64打点、16盗塁をマークし、ナ・リーグの新人王を獲得。一躍、メジャーを代表する選手となり、19年には盗塁王を獲得した。メジャー7年の通算成績は721試合、打率・289、165本塁打、417打点、196盗塁でOPS・903。

 昨季は159試合、打率・337、41本塁打、106打点、73盗塁を記録。メジャー史上初となる40本塁打−70盗塁を達成し、ナ・リーグMVPを受賞した。昨年のオールスターには3年連続4回目の出場を果たし、ファン投票では当時エンゼルスの大谷翔平選手を上回った。

 昨季までエンゼルスに所属していた大谷はアクーニャと同じ18年にア・リーグ新人王、23年にア・リーグMVPに選出。ドジャースへ移籍した今季は同じナ・リーグでプレーするため、二人のタイトル争いが注目されていた。