◇セ・リーグ ヤクルト―阪神（2024年5月17日 甲子園）
ヤクルトの村上宗隆内野手（24）が17日、阪神戦（甲子園）に「4番・三塁」で先発出場し、1―0の3回に両リーグ最速2桁アーチとなる10号3ランを放った。
3回、丸山と長岡の安打で築いた2死一、二塁のチャンス。村上は阪神先発・青柳の低めのボール球を捉え、右中間席へ飛び込む3ランとした。
村上の両リーグ10号一番乗りは2021年以来自身3年ぶり2度目。「打ったのはシュート。バッティングカウントだったので思い切って打ちにいきました。追加点が取れて良かったです」とコメントした。
ソフトバンク・山川も西武戦（みずほペイペイ）の3回に10号ソロを放っており、こちらは18、19年に続いて自身3度目の最速2桁アーチ到達。球団の日本選手では1961年の野村克也以来63年ぶりの快挙となった。
10号本塁打を放った時間は村上が約20分早かったが、記録上は2人とも「両リーグ最速10号」となる。昨年は5月30日にDeNA・牧、楽天・浅村、日本ハム・万波が史上初の3人同日達成を果たしている。
▼山川 打ったのはスライダー。うまくバットに引っかかってくれました。追加点となるホームランとなって良かったです。
