「オリックス3−6日本ハム」(5日、京セラドーム大阪)

 日本ハムが終盤に再逆転。このカードを勝ち越した。6カード連続で負け越しがなく、貯金は新庄政権最多タイの5に戻した。

 1点を追う八回、3番手・宇田川を攻略して1死二、三塁とした。代打石井の二ゴロを西野が本塁に悪送球して同点。続く1死一、三塁から松本剛が決勝スクイズを成功した。さらに水野の右越え2点三塁打で突き放した。

 それまでは劣勢だった。二回に上川畑、郡司の適時打で2点を先制。だが、先発の伊藤がその裏に逆転を許す。安打と2者連続ストレートの四球を与えて無死満塁のピンチを招き、来田の2点適時打、紅林の適時打で3点を奪われていた。

 伊藤は七回途中8安打3失点。3番手の杉浦が2022年以来の勝ち星を挙げた。

 新庄監督は試合後、走りながら、「この流れであしたも行きまーす」と話すと、移動の車へと乗り込んだ。

 日本ハムは6日から敵地で首位・ソフトバンクと対戦。首位攻防戦に臨む。