飲料メーカー「伊藤園」は30日、無糖緑茶飲料ブランド「お〜いお茶」がドジャース・大谷翔平投手とグローバル契約を締結したと発表した。
同社は「大谷選手は、日本にいたときから現在のロサンゼルスでの生活に至るまで、様々な場面『「お〜いお茶』をご愛飲いただいています。今回の契約締結に伴い、当社から大谷翔平選手へエールを込めた手紙を公開いたします。今後、「世界のティーカンパニー」を目指す当社は、世界で活躍する大谷翔平選手と国内外で様々な企画を実施することで、お茶の価値を世界中で一層高めてまいります」とした。
大谷も直筆の署名入りでメッセージを寄せた。「この度、伊藤園『お〜いお茶』とグローバル契約を締結させていただきました」と報告。
「僕は日本にいたときから『お〜いお茶』が大好きでよく飲んでいましたし、アメリカの生活でも大切な相棒となっています。今回の契約は、僕が『お〜いお茶』が好きでよく飲んでいることが伊藤園さんに伝わったことがきっかけと聞き、とても嬉しく思っています。ひとりの『お〜いお茶』ファンとして、『お〜いお茶』の魅力を世界中の皆さんにお伝えしていけたら嬉しいです。 大谷翔平」とした。
大谷は、昨年3月、米経済誌フォーブスが発表した今季の大リーガーの総収入ランキングで大リーグ史上最高額の6500万ドル(約85億1500万円)で1位に。同誌はスポンサー13社と契約する現状など鑑み「我々の計算ではグラウンド外で少なくとも3500万ドル(約45億8500万円)を稼ぐ」と試算した。
2018年に日本航空とサポート契約。22年にポルシェとアンバサダー契約を締結。同年末に化粧品大手「コーセー」のスキンケアブランド「雪肌精」とグローバル広告契約を結んだ。23年に入り米スポーツ用品大手ニューバランスと長期契約を結んだ。ほか、ヒューゴボスジャパン、三菱UFJ銀行、オークリー、セイコー、西川、ファナティクス・ジャパンなどと契約を結んでいる。