鷹が3試合連続サヨナラ勝利…計11時間7分の激闘
■ソフトバンク 5ー4 西武(29日・みずほPayPayドーム)
ソフトバンクは29日、みずほPayPayドームでの西武戦で5-4のサヨナラ勝利を収めた。2点を追う9回に柳田悠岐外野手が劇的なサヨナラ3ランを放ち、チームは今季最長となる連勝を6まで伸ばした。
ソフトバンクは2-4と劣勢で迎えた9回、先頭の川瀬が四球で出塁。1死後に周東が安打でつなぎ一、二塁とすると中村晃は三振に倒れたが、最後は柳田が西武の守護神、アブレイユから右中間スタンドへ豪快にサヨナラ弾を運んだ。
そこまで4打数無安打だった柳田は、生還すると仲間からもみくちゃに。お立ち台では「奇跡が起きたので、そこ奇跡を目の当たりにして(ファンが)うらやましいです」と“珍回答”で笑わせた。感触については「軽打したけど、芯に当たったのでよかったです」と汗を拭った。
ソフトバンクは27日からの西武との3連戦で初戦は延長10回で2-1、28日は延長12回に3-2のサヨナラ勝利。同一カード3連戦すべてサヨナラ勝ちの快挙となった。3時間合計で11時間7分の死闘だった。