いよいよ水に合ってきたな! | ラミレスの「ワタシ、ニッポンジンニナリマシタ!」(爆)

     米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が見せる急成長ぶりを、米大手誌「スポーティングニュース」が絶賛した。

     八村は2日(日本時間3日)に行われたラプターズ戦に先発出場し、25分53秒のプレーで5試合連続となる2ケタの14得点、さらに4リバウンド、4アシスト、1スチールと大活躍。チームの128―111の快勝に大きく貢献した。

     日に日に存在感を高める八村には、現地メディアからの注目度も高まっている。

     スポーティングニュース誌は八村の活躍ぶりを「この八村塁こそが、レイカーズがプレーオフに進出し、優勝候補を破るのに必要なものだ」と題して異例の大特集を展開。

     まず着目したのが3ポイント(P)シュートの精度だ。「ロサンゼルスで向上した八村のシュートは非常に現実的であると言えるだろう。彼の3P成功率42・1パーセントは、リーグで13番目に高い記録である。彼はキャッチアンドシュートで41・5パーセント、コーナーで44・8パーセントという傑出した成績を残しており、リーグ最高のフロアスペーサーの1人になった」と〝長距離砲〟として覚醒したと強調する。

    「八村が致命的なシューターに成長したことは、他のプラスの効果をもたらした。ディフェンダーは今、彼に対して厳しいマークを強いられており、これにより彼はこれまでで最も簡単にバスケットへドライブできるようになった」と多彩な動きをできる点も指摘する。

     さらに「彼は今でははるかに完成度の高いプレイヤーになった。彼のシュートはリーブス、ラッセル、もちろんレブロンのような選手たちにさらなるチャンスをもたらした。彼はボールを持っていないときでも効果的になり、それがレイカーズのオフェンスをリーグ最高のチームに押し上げた」と周囲への相乗効果も。

     また「八村は守備でも賢いプレーを見せている。優れた垂直性と適切な位置を利用してショットに影響を与えている」と課題だった守備も改善していると評価した。

     こうした点を踏まえて「彼が勢いに乗ると止めることはできません。レイカーズが必要としていた完璧な役割に変身した八村は大いに称賛に値する」と絶賛。そして「彼のおかげでレイカーズは非常に危険なチームとなり、昨年と同じ驚くべき道をたどる可能性があるチームとなった。もしレイカーズが第1ラウンドに出場することになれば、再びスポイラー(衝撃を与える選手)の役割を果たす可能性がある」とプレーオフのキーマンになると断言した。